WERRA matic
戦後ドイツの東西分裂後の東側、カールツァイス・イエナが製造したカメラ「WERRA」。発音は「ヴェラ」に近い感じだそうです。
露出計付や距離計付など~いくつかバリエーションがありますが、正直なところ正確に把握していません。私の良くない癖で、データが不明だったり・表記が無かったりして、信憑性に不安があったり・ややこしかったりすると、下手に覚えて間違えたことを教えてしまったりすると不味いので、「分からない」ことにしてしまうところがあります。
以前紹介した、何の表記も無くて露出計も距離計もないWERRAを、最初の基本形と紹介しているのですが、実は今、少し不安になって来ています。シリーズの全貌と見分け方にイマイチ不明瞭な部分があるからです。
ただ、今回のWERRAには、「WERRA matic」というプレートが付いているので、まずそれで間違いないでしょう。
WERRA maticはWERRAシリーズの中では最後発の機種のようです。露出計も距離計も装備されたモデルです。
以前紹介した、最初期のもの?と思われる機種はボディ上面は真っ平らで、潔いシンプルさを感じました。今回のWERRA maticは、上面がかまぼこのように弧を描いています。
ただ、個人的にはボディ両端部のデザイン処理に無理を感じてしまうのです。特にツルツルスベスベのフォクトレンダーあたりに比べての話。まぁ余計なお世話ですが...。ここらえんです。
巻き上げ・シャッターチャージや、フードとキャップの造りは、前回のWERRAと同じ作りです。
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