メーター指標が
このニコレックスのファインダーを覗いて、「あれっ?」と思うことがありました。
下の画像のように、覗いたファインダーの上部には露出計の指標が見えるのですが、この形状が気になったのです。
何故かというと、以前「ニコレックスの富士山マーク」というタイトルで話題にしたことがあった、あの時のニコレックスは指標が富士山のような形状をしていたのです。
が、今回のは稜線がま~るくて、富士山には見えないのです。ただそれだけなんですけど。。。
「NIPPON KOGAU TOKYO」のマークが富士山に似た形をしたいわゆる「富士山マーク」の時代のカメラなのでついつい気になってしまったのです。
で、同じ型だと思っていたニコレックス。今回のメーター指標がま~るい山型なのが初号機で、ただの「ニコレックス35」。メーター指標が富士山型なのがマイナーチェンジ版の「ニコレックス35Ⅱ」であることが分かりました。
以下、ウィキペディアの受け売りですが、、、ニコレックス35はシチズン製シャッターで、そのシャッターと他の部分のメカとの相性が悪く故障が多かったために、セイコー製シャッターに変更したのがⅡ型なのだそうです。Ⅱ型は一部機構を簡素化するなどして信頼性を上げ、外観も一部修正を加えたものの初号機の不評を払拭するに至らず、在庫過多からか値下げがされるほどだったそうです。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。