ニッコール→コニカ
画像の組み合わせ、コニカFTA(コニカARマウント)に、ニッコール28mmF3.5(ニコンFマウント)が装着されています。
両者を介しているのは、コニカ純正のマウントアダプター、「KONICA NIKON LENS ADAPTER AR」。
現在では用品メーカーなどが、様々なマウントアダプターを製造販売していますが、これはカメラメーカー純正品。
現在ではちょっと考えられないことですけど、1950~1960年代くらいには、他メーカーのレンズを使えるようにする、カメラメーカー純正のマウントアダプターって、ボチボチと存在していました。
中でも、オリンパスペンF用のアダプターはサービス精神旺盛で、ニコン用や、プラクチカ用、エキザクタ用、ミノルタSR用、ライカ用、キヤノンFD用などが用意されていました。まぁ、フランジバックの関係で各マウントに対応出来るってのも理由でしょうが。
現在ではこういう寛容性は考えられないですよね。
この差は何なんでしょう?大らかな時代だったってことでしょうか。。。それとも、他メーカーユーザーにもうちのカメラを使ってもらおう~という貪欲さがメーカーさんにあったのでしょうか!?
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