我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年5月11日 (日)

RICOH Super 44

Dscf4540_1280x960

リコーさんのウェブによると

「アメリカの家庭写真はプリントではなくスライドが主流であった。35mmスライドフレーム(5cm×5cm)に一杯になるベスト(127)フィルム使用の正方形画面のカメラが流行をはじめた。」そうである。

で、このカメラの発売は1958年のこと。

登場の経緯がそういうことなので、日本国内ではほとんど見かけることのない「リコースーパー44」です。

また、これもアメリカ市場を意識してのことでしょうか・・・(意味不明、いや意味深)!? シャッタースピード・絞りの数値が、カメラを構えて上方から見た時に、見やすい向きに表示されています。

なので、テーブルなどに置かれたカメラを正面から見ると、それらの数字は天地逆になっています。

小さいボディなのにちゃんと作られているうえ、ネームプレートがとてもお洒落だからか、思いのほか存在感のあるカメラです。

Dscf4538_960x1280

 

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