MAMIYA CP
1964年登場の「マミヤCP」というカメラ。 現存数は少なく、かなり希少なカメラであります。
マウントはM42で、CdS式の露出計を内蔵しているのが特徴です。ただ、ほぼ同時期に登場しているペンタックスSPの露出計はTTL式であったのに対して、このカメラは外光式。
画像の個体は、その受光部の縁取りの部品が欠落していますが、ボディの正面向かって左側の胸あたりに見える小さい四角い部分が受光部です。
珍しいカメラなんですが、それ以上に私が話題にしたかったのは、まず製造番号「38193」。「沢いくみ」なんて女優さんみたいな語呂合わせです。
で、裏蓋を開けて見ると、多くのカメラでは180°程開く裏蓋が、130°くらいしか開かない乙女さんなのです。蓋が歪んでいるとかじゃなくて、、、そういう仕様みたい。下の画像内、手前のカメラはペンタックスSPで、奥がマミヤCP。
これだと、フィルム装填する際にかなり邪魔です。。。
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