最高級グリップ!?
上の画像のもの、何だか分かりますか?
ずいぶんと立派な風情を醸し出していると思いませんか?「匠の技!」で仕上げられた工芸品みたいな感じ。
これ、ゼンザブロニカS2用の「ハンドグリップ モデルL」。
2分割されて、ビロードのシートに包まれて、頑丈な箱に収められていました。
指に合わせた握り部分の秀逸なデザイン、頑丈かつ丁寧に作り込まれた底あて部分。シャッターレリーズ用のチェーン。ローレット加工されたノブなどなど、こんなに立派に作り込む必要があったのかぁ~?と思ってしまうくらいです。
このグリップを必要とするS2型自体が重量級ボディだから、頑丈な必要はあったのでしょうけど、よく言う「カメラが高級品であった時代」のモノだから~ってのも立派過ぎる理由の一つでしょう。
それにしても、立派です。買取名人も改めて「ため息をついてました」。
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