六櫻社のシャッター名が
六櫻社(ROKUOH-SHA)とは、コニカ(小西六)の前身です。大正時代からカメラ写真事業を始めていた老舗。
ここにあるのは3台とも戦前の、パーレット2台とベビーパール1台。
それぞれに付いているシャッターも自社製のものだけど、「Echo」、「PEGASUS」、「Rox」と、3台とも違う名称。
まず、エコー(Echo)ってのせいで、どれもなんか煙草の名前みたい~と思ったのだけど、喫煙者でない私の予想は即外れ。ペガサスもロックスもそういう名称の煙草はない。
でも、なんとなく気になって3つの名称を並べて検索してみたら、イギリス海軍の軍艦の名称ですべてヒット!
「ECHO」は、現存のイギリス海軍海洋観測艦。「PEGASUS」は、第1次世界大戦頃のイギリス海軍防護巡洋艦。ロックスだけ「roxburgh(ロックスバラ)」だけども、同じく1900年代初頭のイギリス海軍装甲巡洋艦。
しかし~これって、昨日偶然にもイギリス海軍のデアリングというフリゲート艦をちょこっと話題にしたばかり。これって「呼び」ですか。。。
そもそも、これら六櫻社のカメラ自体が「呼び」でした。
実は火曜日、「我楽多屋シール」を販売カメラのフィルム室に貼っている時に、貼り出して早々に2台のカメラのフィルム室に「さくらカラー」のシールに出くわしたのです。
そしたら、その日の午後に入って来たベビーパールのフィルム室にも、歴史ものの「さくらカラー」シールを見つけて、「呼んだ」と思っていたのです。
で、ちょっと別ネタで昨日のブログに、イギリス海軍の軍艦に似ているカメラ~なんてネタを出したら、今度はなんと、シャッターの名称がどれもイギリス海軍の艦名に絡んでる!なんて~!!です。
どうなってるんでしょ!?
【訂正】上記本文内、「3台とも戦前の」と書き込みましたが、これは間違いで「Echoシャッター付のパーレットは戦後の占領下時代のもの(MADE IN OCCUPIED JAPANのプレート付)」でした。失礼いたしました。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。