我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年9月 7日 (土)

例を見ない理屈っぽさ

Z2660 
常連Yさんから、ジャンク系の品物を詰めた段ボールが届きました。

Yさんは時々こうやって不要になったものを整理されると送って来られて、後日ご来店されて物々交換をご利用いただいております。

段ボールを開けると、以下のようなメッセージが添えられていました。

「ミノルタの21㎜の取説は、例を見ない理屈っぽさだったので感動して同封しました。レンズが入っているわけではありませんので悪しからず」と。

画像がその取説のコピーです。

「ご注意」の部分が、例を見ない理屈っぽさを発揮している部分と思われます。長いですけど抜粋します。

 

(1) 遠近感による像の歪

レンズに収差がなくても、一般の被写体では立体的なものが多いので、写真を眺める距離が明視の距離(写真を眺みる距離が約25㎝の時を云う)から眺めると、画像が不自然な遠近感の歪みを感じます。

これは写真を眺める位置が正しくないためで、正確にはレンズの位置からその像を眺めると同一の処、例えば密着なら撮影した時の像距りだけ離れた処、引伸ならば、その倍数を掛けた距離だけ印画から離れた処ならよいことになります。

一般に焦点距離の短かいレンズでは密着写真のとき正しい遠近感を生ずる距離より遠くから眺めることになるので、自然な遠近感を与える訳です。

(2) 高画角のために像が歪む

次に広角度で撮影するためにおこる像の歪みがあります。この時も、光軸に垂直な平面なものの結像なら問題ないのですが、立体的なものを平面に結像させるときに起こります。

特に被写体が球又は、円筒状(集合人物など)のときこの歪が顕著で同一物体が中心部の像に比較して、周辺ほど放射状方向に大きく伸びて写るものです。

この歪は、広角になる程著しくなり、次図よりもわかるように円錐型の光束を斜に切ると、卵型になるのと同じ原理でレンズのせいではないのです。」

(*2ヶ所ほど誤植と思われる文字がありましたが、そのまま転載しています)

 

取説の冒頭で「このWロッコールP1 f4.5/21mmは今まで想像もつかなかったほどの超広角撮影ができるレンズです。」と誇らしげに始まるものの、えらい注意書きでグッタリしました。

実際、サッと読んで理解など出来ませんでした。。。

 

*過去に21㎜用のビューファインダーだけはネタにしたことがありました。