フラッシュユニットB-Ⅲ
これはキヤノン純正のフラッシュユニットの中でも、あまり見かけることのないタイプで「フラッシュユニットB-Ⅲ」といいます。
いくつかの見所があるのですが、ご覧のようにバルナック型キヤノンのアクセサリーシューに載せて装着すると、まず、ちょっとゴツイ。
そして、正面から向かって右側にアクセサリーシューが設けられています。不要な時は上に跳ね上げられる。要は、50㎜以外のレンズを装着した時、このフラッシュユニットがアクセサリーシューを分捕ってしまっているので、ここにビューファインダーを付けられるような配慮。
そのアクセサリーシューの反対側にはステーが飛び出ていて、装着するとシャッターボタンの上空を覆うような感じになってます。
さて、このフラッシュユニット、機能的にはシンクロ接点のない機種でも、シャッターを切るのに合わせて発光させられる優れモノ!?なんです。というか、それ専用。
詳しい仕組みやタイミングは不明ですが、本体後ろのレバーを抓んでセットし、本体横にある代理のシャッターボタンを押すと、カメラボディのシャッターボタンをカチンッと叩くと同時に、セットしたバルブも発光させるようになっているのです。
モノの本によると、「内部同調回路を備えていないキヤノンⅡD型やⅢ型などに使用する外部同調式のBC型閃光機」との説明がありました。
最後に後姿もどうぞ。