我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« ニコンS3 オリンピック | メイン | ミニレフ板 »

2013年3月 6日 (水)

ライカとミノルタ

Z936
ライカ好きな人なら当然のようにご存知なのでしょうが、ライカの1眼レフ「R3」(1976発売)は、ミノルタ「XE」(1974年発売)をベースにしています。

それというのも、1970年頃からミノルタとライツ社は技術・製造面で協力関係にあって、ライカブランドのカメラでいうと、ライカCLやライカフレックスSL2がその産物と言われています。

そして、このR3は、先に登場していたミノルタXEをベースにしているので、操作系など外から見える部分でも、見るからに酷似していたりします。R3のオリジナル機能としては、スポット測光が追加されています。

Z934
ライツ社がこうしてミノルタと提携に至ったのは、レンジファインダー機の開発でライカM3に太刀打ち出来ないと判断した日本のカメラメーカーがこぞって一眼レフ開発や低コスト化に励んだ結果、皮肉にもライツ社はその流れに後れを取ってしまうのです。その打開策の一つとして、ミノルタと協力関係を持ったと言われています。

実はこのR3ネタを思い付くちょっと前に、こんなライカも入って来ていました。ボディ上面にあるセルフタイマーのボタンが他のカメラとうりふたつだよなぁ~と気になっていたのですが、今、解決しました。

これは前述の協力関係時代の後になりますが(1988年)、ミノルタがOEM提供したライカブランドのプラスティック製コンパクト「AF-C1」。ミノルタでは、「MAC-TELE」(マックテレ)というネームでほぼ同型のモノが出ていました。

Z937