フォーカシングレバー
お客さんご持参のライカM3に付いたヘキサノン28ミリの鏡胴に、手作り感満載のフォーカシングレバーが付いてました。
竹の割り箸を削って貼り付けてあるそうです。操作させてもらうと、実にいい具合。ちょっとしたアイデアで、お散歩カメラを使い良くするカスタマイズですね。
ただ、実を言うと、ネタ用にこの画像を撮らせてもらってから10日間くらい寝かせてしまってました。
それを慌てて引っ張り出して来たのは、この手のフォーカシングレバーってヘリコイドがスムーズじゃないと、逆に厄介なものになってしまうことに気付いたから。
今日、入って来たアイレス35 ⅢCのチェックをしている時のこと。
ファインダーを覗きながら、二重像のズレがないか確認しようとフォーカシングレバーを指で押したら、ちょっと引っ掛かる感あり。で、ちょっと力を入れて押したら、グーッと大きく動いてしまい、戻すハメに。
もう少しで二重像一致するぞ~というところで、行ったり来たり。。。なかなか一致させられない…。
というわけで、ヘリコイドがスムーズに動かないとイライラするタネになり兼ねません。。。そんな時は諦めて、フォーカスリングを回して使いましょう。