我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年9月11日 (火)

ネタ振りの脅迫

N021
「♪毎日毎日ボク等は鉄板の~」じゃないですが、毎日毎日店に出ているので、こうやって毎日ブログを更新するためのネタ集めには、そんなに苦労しなかったりもします。

お客さんとの会話の中に、買取りで入って来た品物の中に、我楽多屋の品物の中に、ネタのヒントが隠されていたりしますので。

でも時々、ネタ切れを起こすことがあって、狭い店の中をフラフラと徘徊してネタ探しをしていたりしますが、、、

先日のこと、いよいよ明日のネタが無いぞ…と思っていると、常連のKさんとBさんが来店されました。

「なんかネタないですかねぇ?今日はカメラ、何を持ち出されたんですか?」などと、ネタ振りのお願いをしてしまいました。

Bさんは「いや、特に。前にもお見せしているし~」的なご反応。

Kさんは「つまらないもんですよ、今日は」と。「いいですよ、つまらなくても~」と、なかば脅迫めいた感じでKさんに催促してしまったところ。カバンから出て来たのは、純正パンケーキレンズが装着されたペンデジでした(確かに、つまらない…失礼)。

ただし、ロシア製ターレットファインダーが付いてるじゃないですか。(ターレットファインダーとは、回転させることで、数種類の画角を見ることが出来るようになっているファインダーのこと)

実はこれも、我楽多屋的にはそんなに「珍」ではないんですが、一般的には「珍」扱いされるようで、Kさんが言われるには、街中で撮影中にジーッと見つめられる視線を感じたり、ご家族にも「何それ?長さの違うのがいっぱい付いてて~」なんて言われてしまうそうです。

四谷系銀塩組に所属する、うちの店のお客さんの場合、こんな経験を実はたくさんお持ちなんじゃないでしょうか?フィルムカメラで写真撮ってること自体が「珍」扱いされる時代だったりもしますからね。。。

おまけ:ネタ振りの脅迫は「どうです?このカメラに偽貫禄しちゃいませんか?」なんてレベルまで行ってしまい。本貫禄で剥げた部分の状態をチェックまでしちゃってるのが、下の画像。。。

N022