水色ニコン
MIKRON(ミクロン)が、こんな双眼鏡を呼んでくれました。
ニコンもこんな可愛いトイっぽい双眼鏡を造っていたんですね。さすがに、いつ頃のモノなのか特定出来てませんが、どうでしょう?20~30年近く前のモノでしょうかね。
覗いてみると、ちょっと曇った感じ(保存状況が原因かと)もありましたが、シャープな解像度はそこらの双眼鏡とは違う気がしました。
さすが、元は軍需目的の国策企業として成り立った経緯のあるニコン(当時は日本光学)。
そう、戦艦大和に搭載された史上最大最強と言われる大砲の測距儀がニコン製だったのです。射程距離が40㎞を超す大砲には、当然精度の高い距離計が必要になるわけです。その基線長は15.72mもあったと言います。ちなみにライカM3の基線長は68.5㎜。
話はそれてしまいましたが、そんな歴史を振り返ると、この双眼鏡の存在が実に興味深く思えてくるのが不思議です。