がらくたセンサー
我楽多屋にたびたび来店されるお客さんの中には、新入荷の品物を目ざとく見つける人が案外といらっしゃって、そういう人を「がらくた探索センサーが鋭い!」なんて呼んだりしてます。
確かに野生の勘!的な鋭いものをお持ちの人もいらっしゃるのでしょうが、実際のところ多くの場合は、通常の陳列状態、動きのない品物(すぐに売れないもの)の位置関係が自然に頭に入っているんでしょうね。だから、違うモノが加わると「ピピッ!」と反応出来るのだと思います。
以前、あるお客さんとこのような話をしていたら、「だから、意味なく陳列移動はしないで欲しい~」と笑いながら言われてしまいました。
ちょこちょこと陳列を変えていると、毎回毎回来店のたびに、じっくりキッチリと見ていかないといけないから手間がかかるというのです。
でも、逆にこんなパターンもあります。もうずいぶんと前から並べている品物でも、置く場所を変えた途端、「ずっと探してたんですよ!」と言われることが、、、そのお客さんはもう何度も来店されているはずなのにです。
人によって見る場所、注意の行く場所にも差があるってことなんですね。ならば、「意味なく陳列移動する」ことも、店からすれば得策にも成り得るってこと。
まぁ、常日頃そんなことばかり考えて陳列していませんけどね。。。