我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年7月24日 (日)

ニコンF-501

P866 
ニコン最初のAF一眼レフと呼んでもいいF-501。ちょっと歯切れの悪い言い方なのは、F3AFという機種がその前に登場していたから。

ただ、F3AFはAF過渡期にMFのF3をベースに造られた特異モデルで、AF専用ファインダーを装着していないとAFが利かないうえ、AFが利くレンズは、F3AF専用レンズ(80mmと200mm2種類)のみで、以降登場したニコンAFレンズを装着してもAFは利きません。

ニコンさんも、以後、F3AF用のシステムを展開させていくことはありませんでした。

一方、F3AFの2年後に登場したこのF-501は、以後、登場するニコンAFレンズ(デジタル用最新レンズは除く)が使用可能なうえ、なんと、F3AF用レンズでもAFが利く稀なモデルなのです。

今年のアサヒカメラ5月号、赤城耕一先生の連載コラム「コーイチ百貨辞典」の41回目が「初期AF一眼レフ」というテーマ。初期AFの性能の低さを指摘しながらも、今となっては、ピント合わせという行為の意味を教えてくれる存在だ~と評価されています。

そのアサヒカメラ記事内に写っているF-501の画像、ボディに値札が貼られたままになっています。トンでて良く分からないのだけど、我楽多屋の値札シールでは???