ライカM9チタン
10日ほど前、フォトキナで発表された限定モデルの「ライカM9チタン」。世界限定500台だそうです。専用デザインのズミルックス35mm/F1.4付き。
特に気にすることもなく流していたのですが、昨日、ヨドバシカメラさんのウェブを見ていたら、2,380,000円で予約受付をしているその値段にビックリして、ちょっと覗いてみたら、貼り革を変えただけ~というような限定モデルとは、訳が違いました。
フォルクスワーゲングループのチーフデザイナーがデザインを担当したという、その限定モデルは、外観で見える金属はすべて純チタン仕上げ。
そして、ファインダーは通常モデルとは大違いで、ブライトフレームをLED表示するそうです。よって、外観にはブライトフレームの採光窓が無くなっているのです。
何が問題って、M型ライカを名乗るのに(一部の特殊モデルは除く)、採光窓が無いのです。デザイン的にとても違和感・・・。M6TTLが出た時に、ファインダー部分の高さが増してアンバランスとか・・・騒いだレベルじゃありません。。。
なのに、解説の中には、「これまでのMシリーズに装備されていたブライトフレーム採光窓がなくなり、カメラ本体前面がバランス感のある印象になりました」と正論化!?
また、明り採り窓が無くなったボディ中心部分に鎮座するのは、あの赤丸。これもこだわりの贅沢製法だそうです。
う~ん、これはこれで良いのですが、また、古き良きと言われてしまうかもしれないけど、M型ライカの良さが失われていくようで・・・。