我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年5月18日 (火)

Agfa SILETTE LK

IMG_2040

Agfa(アグファ)のカメラです。

Agfaといえば、今もカメラやフィルムが売られていますが、いろいろと紆余曲折があるこの数年間です。もともと歴史あるドイツのメーカーで、フィルムに始まり、カメラの製造も行っていました。

ここにあるSILETTE LK sensorは、そのもともとの本家の時代のもの。正確な年代は調べきれていないのですが、1960年代前後に廉価版・普及版のカメラが多数製造されたうちの1種と思われます。

こじんまりとシンプルでカメラらしいデザインが好印象です。そして、私が「んん~?」と思ったのは、レンズ部分がロシアレンズのインダスターに似てるな~と。コピーだとか、真似だとか、そういう意味合いではなく、もちろん偶然のことなんだろうけど。

実際に並べてみたら、鏡胴に書かれた絞り値や距離の指標の色が、白と緑と赤で同じだったり、鏡胴自体(特に先の方)の形が何となく似ているような。

また、Agfaのカメラであることを主張する、オレンジ色のシャッターボタンもいい感じです。このオレンジは、現行のデジタルカメラにも引き継がれているんですよね。

オプチマシリーズとは違って、内蔵された露出計を頼りに露出を決めるマニュアル機。シャッターはB~1/300までの5段階。レンズは45mm/f2.8が付いています。フィルム巻き上げが底面に付いているのも特徴です。