リコー MOTOR3
世の中には「こんなものいるのか?」というものが多々ありますが、カメラに関するもので「こんなもの」がありました!
これ、お客さんが他の中古屋さんで見つけて、つい買ってしまったものです。「こんなものいるのか?」というものなのですがね・・・。
リコーXR-Pという機種自体ほとんど見かけないカメラなのですが、それに付いていたモータードライブが今日のネタ。
この「MOTOR3」というモータードライブ、カメラ本体への自動着脱が可能なのです!ふつう、モータードライブの着脱は、モータードライブ側に付いているネジをクルクル回したりしてカメラの三脚穴にねじ込んで取り付けます。この「MOTOR3」はそのネジ回しをモーターがやってくれるのです!
モータードライブをカメラにあてがって、スイッチを押すと「ウィーンウィーン」と音とともにネジが自動で回ってカメラに装着完了。外す時は、スイッチを逆方向に押すと「ウィーンウィーン」と音ともにネジが自動で回って取り外し完了。
そこまでオートでなくても・・・という疑問もありますが、モータードライブですから、そこにモーターが内蔵されているわけで・・・そんなに難しい話では無いのでしょう(笑)。この「MOTOR3」、性能的には秒3.5コマの撮影が可能で、単三電池を8本装着します。
この製品は1980年代のものと思われます。ほぼ同じ時期だと思うのですが、私の中で印象に残っている「こんなものいるのか?」にクルマのミラーに付いたワイパーがありました。たしかに、ミラーに付いた雨滴は視界の妨げになるのですが、ワイパー自体が妨げになるやもしれず、、、そこまで必要なの?と思ったものでした。