我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年6月26日 (金)

HANSA と HANZA

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本日、引伸ばし機と現像バットを持ち込まれたお客さまがいらっしゃいました。4×5用の引伸ばし機に、全紙サイズ他のバット。なかなか流通させにくいものですが、買取らせていただきました。

で、バットの検品と掃除をしていて発見してしまいました~!「HANSA」と「HANZA」、表記の違うモノがあるのです。どこが違うか、お気づきですよね?「S」と「Z」の違いです。

「ハンザ」といえば、歴史古いカメラ・写真用品ブランドです。かつては、暗室用品なども多数ラインナップしていましたが、最近ではマウントアダプタやクラシックカメラ向けのフードやキャップ、ストラップ、ケースなどを中心に製造販売しています。

現行品や、いくつか調べた30~40年くらいまで前のモノには「HANSA」の表記がされています。いやいや、今日ちょっと調べた限りでは「HANZA」の表記のモノは他に見当たりませんでした。すると、ここにあるのは何なんでしょう?

気になります、、、

 

明日のがらくた市

梅雨の真っ只中ですが、現在の予報を信じる限り、明日27日は雨の心配いらなそうですね。

明日のがらくた市は、午後2時から~毎度の1割引サービスとともに、午後2時半頃からは3ヶ月ぶりになる田中長徳先生のトークショーを行ないます。

明日1日限りの長徳先生秘蔵品放出セールは「ライカの一点もの」とだけ明かされていて、私もまだ先生が何を持参されるのか知りません。よって、先月のように布に被われた姿をお届けすることも出来ません~。すべて明日のお楽しみ!

2009年6月25日 (木)

ニコノス

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そろそろシーズン到来!ってところでしょうか。防水機能の付いたコンパクトデジカメの新機種が登場し、現在発売中の雑誌日本カメラでは比較記事なども組まれています。

しかし、かつてのフィルムカメラで水中に潜れるカメラとなると、その種類はかなり限られていました。

ここからちょっと脱線。。。「かつてのフィルムカメラで」なんて表記していいのか迷いましたが、事実、僅かに残っている現行機種には存在しないわけで。。。さらに、「水に潜って撮る」という行為だけを考えれば、水中でフィルム交換が出来ないということは、大きなマイナスポイントになってしまうんですよね。その点、デジタルは相当数、撮影枚数を気にせず撮影できるわけです。

話を戻しましょう。それが、プロ仕様となると、ニコンの「ニコノス」くらいでしょうか。

こんな話を聞いたことがあります。画像に写っている「ニコノスⅡ」が現行機種の頃、すでに40年近くも前のことになりますが・・・。カメラ自体がまだまだ高級品の時代のことですから、ニコノスのような特殊なカメラを遊びで所有する人も少なかったのでしょう。

スクーバダイビングのライセンスを忘れても、ニコノスを持っていることが「プロの証し」とでもいうのでしょうか!?ライセンス代わりになったとか。。。

ちなみに、スクーバダイビングのライセンスCカード、ご存知の方には余計な話になりますが、私はよく知らなかったので~。Cカードとは、ダイビング指導団体が技能講習修了者に発行する技能認定カードのこと。

日本では、海に潜ること自体に免許がないといけないという法律は無いのですが、空気ボンベなどの潜水器材を借りるのに、Cカードが必要になるため、Cカードを取得しないとスクーバダイビングが出来ないのも同じというわけだそうです。

最後に、店にある「ニコノスⅡ」には特製と思われるファインダーが付いています。ニコン純正のモノではないはず。アクセサリーシューで固定して、そこから伸びたバーの先にハイアイポイント的なファインダーが装着されていて、それがちょうどボディ本体の接眼部にセットされます。この特製ファインダーから目が15センチくらい離れても、ファインダー全視野がほぼ見渡せます。これなら水中でも便利だったことでしょう。

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2009年6月24日 (水)

手巻き時計

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正直なところ私は時計には特に興味は無く、詳しい知識もほとんどありません。

それでも、1年くらい前まで数年間使っていた腕時計は、ちょっと思い入れのあるモノでした。高級品ではないのだけど、文字盤の色が私の好きな赤色をしたスポーツ系の腕時計で、仲間のカメラ屋さんの今は亡き人から譲っていただいた時計ということもあって愛用していました。しかし、ベルトが損傷して装着不能になってしまいました。

今はある人に預けて、損傷部分の部品待ちをしています。

それ以後、もらい物やどこかから出て来た・・・いくつかの時計を使っていますが、画像の時計もその一つ。「セイコースポーツマン17石」、1960年ごろの手巻きの腕時計です。2日ほど巻かないと止まってしまいます。手巻きの時計を使用したことがない私にとっては、「巻く」という行為をどうしても忘れてしまい。気づくと遅れたり、止まったりしています。

先日、お客さんとこんな話をしました。デジタルカメラとフィルムカメラ、変速機がオートマチックのクルマとマニュアルミッションのクルマ。これらはそれぞれ似て非なるものくらいの大きな差があると。

記録としての写真と割り切れば、簡単に撮れてすぐに確認できるデジタルカメラが優位。しかし、撮影技術や機械を操る楽しみは金属製機械式カメラに多分にあり、さらにフィルムカメラには現像にかかる時間にまで何かを求めることが出来る。

クルマもそう。快適に移動することを優先すれば、オートマチックなクルマが楽チン。しかし、クルマを操る楽しさ、そして、音や体感的な部分にスポーツ性などを望めばマニュアルミッションが面白い。

今まではあまり考えたこと無かったですが、時計も同じなんだと思います。

時計にとりわけ趣味性を求めなければ、簡単に確実に時間を刻んでくれればいいわけで、最近は時間合わせの必要が無い電波時計や、電池交換の必要の無いソーラー時計もあります。

しかし、身に付けるものとして、自己を主張し、自己の満足を満たし、時には見栄の手段にもなる!?そういう趣味性の強いものとして時計を捉えることが出来るようになれば、手巻きの時計に確実に時を刻ませるため、毎日毎日「手で巻く」という行為も苦にならなくなるんでしょうね。

2009年6月23日 (火)

看板建築

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「看板建築」って、知っている人は知っているでしょうが、知らない人は知らないでしょうね、って当たり前か!

wikipedhiaによれば「関東大震災以後、商店などに用いられた建築様式。典型的なものは木造二階建ての店舗兼住宅で屋根裏部屋を造り、建物前面を平坦とし(軒を前面に出さない)モルタルや銅板で仕上げて装飾をつけるのが特徴。」とあります。

文章だけでは分かりづらいかもしれませんが、上の画像を見ていただければ、一目瞭然でしょう。

我楽多屋のお客さんで、休日には看板建築を求めてカメラと一緒に歩き回っている方がいらっしゃいます。数ヶ月前に少しそのお話を聞いていたので、「撮ってますか?」と尋ねたら、ずいぶんと深みにはまってしまったようで、いろいろな情報を得ては撮り歩かれているとのこと。

グーグルのストリートビューで下見することも出来るけど、ストリートビューでは見られない一本裏道にいい建物があったりして、実際は勘を頼りに歩いたりすることの方が多いそうです。

話が進むうちに、バッグからアルバムを一冊出して見せていただきました(それが下の画像です)。撮影中に知り合った人とのコミュニケーション手段として、時には撮影を怪しまれた時の説明手段として、カバンに一冊入れておくこともあるそうです。

被写体の看板建築自体が年代モノだから、減少傾向にあるのが残念で、昨年撮影した時には看板建築が5軒並んでいた一画を、数ヵ月後に行ったら、2軒無くなっていた・・・なんてことも多いそう。

だからこそ、デジタルカメラで記録としてドンドン撮るとともに、モノクロフィルムで味のある作品作りもしているそうです。

*上の画像が、本日の文中でも出てきた5軒並んだ看板建築です。このうち、左の2軒が無くなっていたそうです。この写真、私が面白いな!と思ったのは、後ろに建築中のビルが写っているところ。シートで被われたその姿が、まるで看板建築の拡大版みたいな感じがしませんか!?

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2009年6月22日 (月)

ニコンSP20

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1990年代初頭、ニコンでこんな試作機「SP20」が作られていたことを知りました。

コンタックスT2やT-VSなどの高級コンパクト機の人気が高まり、ニコンが35Tiを発売したのは1993年のこと。この試作機がその前に作られたのか?後なのか?は不明です。

この試作機に魅力を感じるカメラマニア、カメラファンが多いのではないかと思います。懐古趣味・・・というわけじゃないですが、このカメラには金属カメラの懐かしい面影があり、シャッタースピードがダイアル式切り替えだったり・・・とマニュアルチックな操作性が残されているのです。

レンズは交換式だと思うのですが、詳細は不明・・・。試作機には24-80ミリのズームレンズが付いています。絞り、フォーカス、ズーム操作を、一眼レフ用レンズのようにレンズ鏡胴で行なえるあたりも操作性を意識したのでしょうか。コンタックスG1、G2はフォーカスをボディ側で操作しますからね。

もし今、発売されても売れるんじゃないでしょうか!そんなことが実現したら、フィルム派にはたまらない話になりそう。

先頃、発表されたオリンパスのコンパクトデジカメ「ペン E-P1」。「ペン」の名前を復活させるなら、こんなデザイン手法もあったのではないでしょうか・・・!?

2009年6月21日 (日)

オリンパス ペン E-P1

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半月ほど前に少し話題にした、オリンパスのマイクロフォーサーズマウント採用のコンパクトデジカメが16日ついに発表されました(発売は来月7月3日)。その名を「オリンパス ペン E-P1」。

しかし、その外観を見てちょっとビックリ!!1年近く前から披露されていたモックアップとは、全然違うデザインなのです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/06/post-67c0.html(この日のブログ画像内、後ろにある本に写っているのがそのモックアップです)。

好き嫌いは個人の好みの問題になるので何とも言えませんが、とてもスッキリしたデザインで斬新でありながら、どこか懐かしい雰囲気の漂っていたモックアップと比べると、ずいぶんと現代の普通のデジカメスタイルって感じ。。。

そして、この新製品、かつてオリンパスの人気シリーズだったハーフ判フィルムカメラ「ペン」を名乗るのです。名乗るからには、もう少し、レトロチックだったり、こだわったデザインというか、逆に新しい試みを勝手に期待していたのですが。。。

たしかに、マクロ的な部分?で・・・、例えば、トップカバーのプレスラインや、アイレットの形や位置など、昔のペンFを意識したデザインではあるのですが、全体としては前述のように今のデジカメのデザインなのです。

それでも、あえてストロボを内蔵しなかった点や、外付けファインダー、革製のケース、OMマウントへのマウントアダプターをラインナップするあたり、こだわりのコンパクトデジカメであるのは事実のようです。

オリンパスのホームページ上に「ペン」のスペシャルサイトがあります。昔のペンの情報もあって面白いです。

http://olympus-imaging.jp/pen/index.html

http://fotopus.com/pen/

SILVER SALT CLUB

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写真展のお知らせです。

昨年11月に行なわれた「シルバー・ソルト・クラブ」第1回写真展のご案内もさせていただきましたが、いよいよ第2回目が開催されます。

そのクラブ名称からも分かるように、銀塩写真にこだわったクラブの写真展ですから、四谷系銀塩情報として紹介しないわけにはいきません(笑)。

「金属カメラで撮影し、フィルム現像し、銀塩バライタ紙でプリントした写真展です」とのこと。

  • シルバーソルトクラブ第二回写真展
  • 2009年6月23日(火)~28日(日)
  • 午前9時30分~午後5時まで(最終日は午後3時まで)
  • 川崎市民ミュージアム 3F第一ミュージアムギャラリー
  • 川崎市中原区等々力1-2
  • Tel 044-754-4500
  • http://www.kawasaki-museum.jp/

2009年6月20日 (土)

前橋のカメラ大中古市

群馬の前橋で年2回行なわれる恒例の「カメラ大中古市」が、今月末6月28日(日)に行なわれます。うちの店のお客様の中にも、足を運ぶ人が多いようです。

「ハッセル・ライカ・ニコン・キヤノン・ペンタックス、デジタルカメラもさらに充実!その他各種小物フード~フィルターまで」とのこと。

詳しくはワカイカメラさんのホームページでご確認ください→http://www.wakaicamera.com/index.html

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カメラ雑誌7月号発売

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本日20日はカメラ雑誌各誌7月号の発売日です。飽きもせずに勝手に続けている二代目の講評をさせていただきます。

まず、日本カメラ。「いますぐ手に入れたい最新カメラはコレだ!」という30ページ近い大特集が組まれていますが、タイトルを見ただけで、デジカメがほとんど~が想像できます。うち見開き2ページはフィルムカメラが特集されていますが、ちょい淋しいですね。。。

その特集のすぐ後に「遊び心と実験!!写真の作法2009 現代アマチュア精神の体現者たち」という特集に出ている村田賢比古さん、以前、我楽多屋で何度かお話させていただいたことがあります。「Kai-Wai 散策(http://kai-wai.jp/)」という素敵なブログは知っていましたが、写真集「時差ボケ東京」は知りませんでした。村田さんの時差ボケ的な流し撮りテクニックが少し披露されています。

次に、アサヒカメラ。こちらでは、正当なボケを真面目に特集しています。「かなり気になる写真の科学 撮っていいボケ 悪いボケ」の中で、理論・歴史・図鑑・実践・アクセサリー・ソフトと6つのコーナーに分けて説明されています。

また、赤城耕一先生の連載「コーイチ百貨辞典」ではライカRが語られています。文中に知人から届いた嫌味なメールとして「ライカRは終わりなんだってね、残念だねえ」と紹介され、それに対して、赤城先生はライカRの終焉もそれほどショックではない・・・と書かれています。使い切れないほどのボディやレンズを所有しているし、修理も出来る、これからもずっと使い続けられる!と。

確かに、日本カメラの特集もそうですが、、、現行機種として手に入れることは出来なくても、使えるフィルムカメラは世の中にいくらでも存在しているのです。

最後に、月刊カメラマン。「ANGLE2009」というコーナーで紹介されている津島健太さんの作品に目がとまりました。偶然、ちょっと前に津島さんの写真展が開かれることを知っていたので、オッ!と思ったのでした。その今月末から開かれる写真展のタイトルは「楽しくなさそうにはしていない猫ー船橋競馬場の猫たち-」。6月30日から7月10日まで、場所は新宿のコニカミノルタプラザです。詳細はこちらで→http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2009july/gallery_a_090630.html

あ、言い忘れていました。日本カメラには特別付録「Olympus Pen Book for 50th Anniversary」が付いています。