ニコンSP20
1990年代初頭、ニコンでこんな試作機「SP20」が作られていたことを知りました。
コンタックスT2やT-VSなどの高級コンパクト機の人気が高まり、ニコンが35Tiを発売したのは1993年のこと。この試作機がその前に作られたのか?後なのか?は不明です。
この試作機に魅力を感じるカメラマニア、カメラファンが多いのではないかと思います。懐古趣味・・・というわけじゃないですが、このカメラには金属カメラの懐かしい面影があり、シャッタースピードがダイアル式切り替えだったり・・・とマニュアルチックな操作性が残されているのです。
レンズは交換式だと思うのですが、詳細は不明・・・。試作機には24-80ミリのズームレンズが付いています。絞り、フォーカス、ズーム操作を、一眼レフ用レンズのようにレンズ鏡胴で行なえるあたりも操作性を意識したのでしょうか。コンタックスG1、G2はフォーカスをボディ側で操作しますからね。
もし今、発売されても売れるんじゃないでしょうか!そんなことが実現したら、フィルム派にはたまらない話になりそう。
先頃、発表されたオリンパスのコンパクトデジカメ「ペン E-P1」。「ペン」の名前を復活させるなら、こんなデザイン手法もあったのではないでしょうか・・・!?