我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年10月 6日 (水)

偽ニコン

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最初に言っておきます、上の画像は合成してます。

このカメラは、今、新品で買える数少ないフィルムカメラの1機種。ケンコーが販売している「KF-2N」です。レンズマウントはニコンFマウント。

正確にはこれをベースにペンタ部分のネームプレートを無地にするなど、マップカメラさんが特注したオリジナルモデル「KF-M1」です。

ケンコーの一眼レフシリーズには、ほかにもペンタックスK、ヤシカコンタックスマウントが設定されています。

先日、買取依頼があった中にこのカメラもあって、ここしばらくは我楽多屋のウインドウに居るのですが、もともとそんなにメジャーなモデルじゃないうえに、ネームプレートが無地なので「このカメラは何?」と聞かれることが多々。

で、次に話として流れていくのは「ここに自分の名前とか書いちゃえば!?」とかの少しおふざけ系。「長徳先生のサインを入れてもらえば?」なんてのもありましたが、私が一番気に入った案は「N」がグニャリの「Nikon」のロゴを入れる~という某常連さんの案。

その案を試してみたのが上の画像ってわけです。レンズはマウントアダプタを介してロシア製を付けて遊んでみました。

このカメラ、シャッターの最高速が1/4000秒。露出計も内蔵というあたり、使うには良さそうなんですが、、、中国製につき操作感や質感は正直なところ、目をつぶらないといけない部分もあります。

とはいえ、すでに半月程もうちの店に居座っている訳が今回分かりました。もともと新品の販売価格が29,000円くらいだったので、それをもとに美品中古として値付けをしていたのですが、今、マップさんで9,800円で売ってるんですね!新品を!!

それを知らずに、最初はほぼ同じ値段を付けていました。一度、値を下げていたのだけど、もう少し下げないとダメだな。。。

しかし、新品が2万円も安くなってるなんて、まともに新品を買った人は気分良くないでしょうね。

 

2010年10月 5日 (火)

Lion

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かつて、ヨドバシカメラさんの写真用品系のオリジナルブランドで「Lion」というのがありました。

今、ネットで検索しても、ほとんど引っ掛かってくるものがないので、最近の人には知られていないかもしれません。正確には分かりませんが、今から20~30年前の話になるでしょう。

でも、買取りをしていると、フィルターやカメラバッグ、暗袋やフェロ板とかの暗室関係のものなど、ちょいちょい見掛けます。

今回のはフィルターケース。とても状態が良く、ライオンマークの型押しがシッカリと残っていたので、つい紹介したくなってしまいました。

まぁ、それだけのことなんですが。。。

2010年10月 4日 (月)

HOYAのフード

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HOYAのフードに、PENTAXのフィルター。どう見ても、どちらも数十年前のモノにつき、この2ブランドの組み合わせは、過去の合併を予言していたのか!?と余計な憶測が働いてしまいました。

さて、その前に、HOYAのフードに疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。ただ、ケンコーフィルターの海外向け製品は現在、HOYAブランドらしいし、HOYAといえば、眼鏡レンズや、クリスタルガラス。なので、フィルターであれば、ガラスものなので、すんなり受け入れられますよね。

であれば、フィルターに付随して、レンズフードもHOYAブランドがあったのかもしれないと、辛うじて推測出来ます。

では、何で、ケンコーとHOYAが?と思われる方も多いでしょう。ケンコーの社長はHOYAの創業者の実子で、現HOYAの代表執行役の叔父にあたるという、血縁関係にあるそうです。

そして、話は戻って、2008年、HOYAはペンタックスを吸収合併。

このフードとフィルターは買取り依頼の品物の中にあったもので、その発掘された状態からして、長年このセットで放置されていたような感じでした。押入れに置かれたカメラバッグの中で、2社の合併を念じていたのかもしれません!?

2010年10月 3日 (日)

AGFACOLOR

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「かまとと」ぶるわけではありませんが、こんな包装をされたフィルムがあったのは知りませんでした。まぁ、かまととというよりは、世代の問題でしょうか~、、、

これも、先月来のフィルムねたが呼んだものでして、お客さんが「参考までにどうぞ!」と差し入れてくれたのです。ありがとうございます。

35ミリフィルムのわりには、外箱が少し小さいなぁ~と思って開封すると、フィルムケースではなくて、キレイな青色のアルミ箔に包まれていました。黒いパトローネにカラフルなシールを貼っているだけなんだけど、上下のフタが銀色であることも相まって、古き良き的なとても洒落た感じのパトローネ。

こんなパトローネ、使ってみたい~!と思っても、カメラに装填してしまえば見えなくなってしまうのだけど。。。

有効期限がどれなのか、、、読み取りずらかったのですが、多分、「MAR.73」がそれと思われるので、37年は前のフィルム。

ついでに、「かまとと」の語源についても調べてみました。蒲鉾が魚から出来ていることを知らないふりをして、「かまぼこはトトから出来ているの?」とわざとらしく聞いたことから、生まれた言葉らしいです。女性に対して多く使われるのは、江戸末期の上方の遊郭で、うぶなふりをした遊女に対して使われ始めたためだとか。

2010年10月 2日 (土)

タバコ値上げ

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昨日(10/1)からタバコが値上げされました。

タバコを吸わない私は、内容をあまり詳しく知らなかったのですが、この1~2ヶ月で周りにいる愛煙家と話して、いくらかの情報を得ました。例えば、今まで300円だったタバコが、410円になるそうです。友人のひとりは「これを機にタバコを止める・・・」と言っています。

健康のことは別として、タバコが好きなら無理に止めなくても、、、今まで1日に20本吸ってたのなら、10月から1日15本にして、「値上がり分だけ、吸う本数を減らせばいいんじゃないの?」と言ったら、「そういう問題じゃない!?」と言ってました。その友人の場合、引き続きタバコを買うことが、値上げをそのまま受け入れているようで気分良くない・・・ということらしい。

多分、これは特殊な反応で、愛煙家の多くは、他の出費を抑えて今まで通り吸い続けるか、または幾分数量を減らしてタバコの出費は維持していくのだろうと思います。なかには、身体のことを考えて、これを機に止める人もいると思います。

これをカメラや写真に置き換えてみるのも面白いかと。

デジタルカメラの市場拡大で、フィルムカメラ関連の市場は大きな影響を受けています。そして、フィルム供給や現像環境が悪化しているのも事実です。

フィルムの良さを分かっている人が、「最近はさっぱりフィルムを使っていない~」なんて言うのをよく耳にします。デジタルの利便性や経済性など利点も確かにありますが、先程の愛煙家の発想でいけば、フィルムを使い続けるために、適度に減らすか、ほかの出費を抑えればいいんじゃないでしょうか~~?

また、フィルムカメラの価格は一部の品物を除いては、買いやすい環境にあると言えます。ハードが買いやすい分、フィルムや現像などソフト面での出費に回せるわけで~~。

と、少々無理があったり、一方的な見方もしていますが、どうです?もっと、フィルムやフィルムカメラを使っていこうではないですか。

2010年10月 1日 (金)

ライカM9チタン

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10日ほど前、フォトキナで発表された限定モデルの「ライカM9チタン」。世界限定500台だそうです。専用デザインのズミルックス35mm/F1.4付き。

特に気にすることもなく流していたのですが、昨日、ヨドバシカメラさんのウェブを見ていたら、2,380,000円で予約受付をしているその値段にビックリして、ちょっと覗いてみたら、貼り革を変えただけ~というような限定モデルとは、訳が違いました。

フォルクスワーゲングループのチーフデザイナーがデザインを担当したという、その限定モデルは、外観で見える金属はすべて純チタン仕上げ。

そして、ファインダーは通常モデルとは大違いで、ブライトフレームをLED表示するそうです。よって、外観にはブライトフレームの採光窓が無くなっているのです。

何が問題って、M型ライカを名乗るのに(一部の特殊モデルは除く)、採光窓が無いのです。デザイン的にとても違和感・・・。M6TTLが出た時に、ファインダー部分の高さが増してアンバランスとか・・・騒いだレベルじゃありません。。。

なのに、解説の中には、「これまでのMシリーズに装備されていたブライトフレーム採光窓がなくなり、カメラ本体前面がバランス感のある印象になりました」と正論化!?

また、明り採り窓が無くなったボディ中心部分に鎮座するのは、あの赤丸。これもこだわりの贅沢製法だそうです。

う~ん、これはこれで良いのですが、また、古き良きと言われてしまうかもしれないけど、M型ライカの良さが失われていくようで・・・。

 

2010年9月30日 (木)

あとがきにかえて

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なんか、ブログを終えてしまうようなタイトルですが違います。

今年2月に発行された「野田康司のカメラ四谷快談」の話。出版社に追加発注した分が納品されたので、再びネタふりです。。。

この本の巻頭の「はじめに」は、I.C.S.輸入カメラ協会会長であり、三共カメラ社長である細川米市さんにお願いしました。社長は買取名人が独立前にお世話になった大先輩であるのです。また、出版記念パーティーでも祝辞をいただきました。ありがとうございました。

そして、巻末の「あとがきにかえて」は、私二代目が書いております。ページ数にして、4ページ。その書き出しは ↓ 。

「買取名人の口癖に『全部』と『絶対』という言葉があります。会話のなかで出てくるこれらの言葉に『そりゃないだろ?』と思うことが時々ありますが~、」

続きは機会があったら、本を手に取って読んでいただければ幸いです。

上の画像は、意外とウケのよい「アローカメラ魅惑のチラシ&フォトギャラリー」のページです。チラシは、30~40年前のものと思われます。

こちらから、通販も可能です。

2010年9月29日 (水)

モスラー

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♫ モスラ~~や、モスラ~~や

「モスラ」といえば一般的に!?イメージされるのは怪獣でしょう。しかし、ここにあるのはチョココロネです。って、そっちじゃなくて、レンズの方です。

LENS MADE IN JAPAN のカメラ用レンズ、MOSLER PHOTOGUARD 35mm/F2.8です。ちなみに、怪獣は綴りが「MOTHRA」のようです、、、

最初はエギザクタ専用マウントかと思ったのですが、交換可能なTマウントだったので、他のマウントのTマウントアダプターを見つければ、使用範囲は広がりますね。

さて、「MOSLER」の後に刻印されている「PHOTOGUARD」が何を指すのか、よく分かりません。ブランド名でしょうか、コーティング名でしょうか、それとも、ここまでがレンズの名称なのか。

で、レンズですが、外から見る限りでは色味的には素通しっぽくてノンコーティングに近い感じ。某サイトの評価では、開放側、絞り込んだ側両方でクセがあり、5.6あたりでは普通な描写・・・とのことでしたが~。

ところで、最近「チョココロネ」もあんまり見掛けなくなってます。モスラから連想して無性に食べたくなり、店の近くのコンビニエンスストア4系列(セブンなんとか、ファミリーなんとか、ローなんとか、エーエムなんとか)を回ってみましたが、どこにも置いてなかった。。。

そんな話をしたら、友人が神楽坂から届けてくれました。それが、MOSLERというレンズの隣りにある、MOTHRA似のチョココロネ。

2010年9月28日 (火)

世界の中古カメラフェア2010

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I.C.S.輸入カメラ協会恒例のイベントの一つ、今度は有楽町交通会館での「世界の中古カメラフェア2010」が来月半ばに開かれます。10月17日(日)~19日(火)の3日間。

ここ2年ほど、ポスターやDMの内容が違った雰囲気(2008年は→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2008/09/ics-34b9.html、2009年は→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2009/09/post-b6e7.html)でしたが、今年はオーソドックスな、渋谷や銀座開催のフェアと同じイメージですね。

ここ数年は不景気やデジタル化の影響で、毎回、集客や売上げの減少が危ぶまれながらも、毎回、いい結果が出ているようなので、今回も期待したいものです。

足を運ばれる方、3日間とも開催時間が違うので気を付けてください(下記参照)。

  • ICS世界の中古カメラフェア2010
  • 有楽町交通会館12階カトレアサロン
  • 10月17日(日)14:00~20:00
    10月18日(月)10:00~20:00
    10月19日(火)10:00~17:00
  • 主催 I.C.S.輸入カメラ協会
    協賛 株式会社コシナ

2010年9月27日 (月)

Isocaflex

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Isocaflex(イソカフレックス)の元箱が、「そんなのありかぁ!?」と思うくらい、ローライの元箱にそっくりなのに、ビックリです。

今うちの店にあるローライの箱がフラッシュガンの箱なので、地の模様しか比較出来ないのですが、細い線がクルクルしたりフニャフニャしている模様や色味がそっくりですよね。

他社さんのサイトになりますが、http://koujiyacamera.hamazo.tv/e893306.htmlなどで確認していただければ、ローライのボディの箱とうり二つくらいなのがお分かりになるでしょう。赤い文字や、模様の枠みたいな部分までそっくりなのです。

そのイソカフレックスですが、磯川光機というメーカーが造った二眼レフで、販売は竹本商店というところが行なっていました。画像のMODEL1は1952年に発売されています。といっても、2機種しか製造されなかったようです。。。

同年発売のリコーフレックスⅣ型が6,800円なのに対して、イソカフレックスは17,000円。焦点が前玉回転式ではなくて、繰り出し式であることが構造上の大きな差であるとはいえ、決して安いものではなかったカメラのようです。残念ながらあまり詳しい情報は得られませんでした。