「マミヤ16オートマット」、ボディにはAUTOMATICと刻印されていますがオートマットと呼ぶ方が一般的見たいです。
名称にもあるように「16」ミリフィルムを使うカメラ。16ミリフィルムの入手や現像などの現況を考えると、「使う~」カメラとしてはかなり手間がかかるのが現実。
しかし、このカメラを見て「欲しい!」と思う人、案外と多いようです。
まず、見るからにメカメカしい造りに惹かれ、次にフィルムを入れなくともシャッターをチャージして切る・シャッタースピードダイアルを回す・メーターを読む…などなどの操作感や操作音が実に楽しめるんですね。
重厚でシッカリと造られたボディは、工業品とはいえ芸術品のような趣さえ感じられます。
私は、このマミヤ16オートマットと、8ミリシネカメラのアルコ8テクニカ(画像内、後方のカメラ。こちらに関連記事)に、そのメカメカしさに相通ずるものを感じます。調べると、発売時期は1958年頃でほぼ同時期の日本製。当時の日本のモノ造りに感心させられます。
どちらのカメラも、たとえ撮影しなくても所有する満足感を十分に満たしてくれる逸品だと思います。
「クラカメ雑談会」という写真展、その第1回目は2年ほど前に、このブログでも案内させていただきました。今回は第3回目だそうです。今日5月20日が初日。
前回も、タイトルからは写真展の内容が見えない~なんて切り出しましたが、それは今回も同じ(笑)。内容は「クラシックカメラ愛好家20人による愛機披露と作品展」。
うちの店にもちょくちょく顔を出していただける赤城耕一先生ほか、著名な写真家の名がズラリと並んでいます。
クラカメというからには、すべてフィルムカメラだそうです。
裏ネタとしては、フジカST801とその作品が披露されているハズ。実はそのST801は、我楽多屋で販売したものだったりします。
今までは何とも思ったこと無かったのですが、、、今回気付いて、ちょっとビックリしたのが「ペトリ7」の巻上げレバー。
その鋭利な形状は、気にすれば気にする程、ますます尖って見えてきました。右手親指で通常の巻上げ動作を試みると、多少、動きが渋くなっていることもあるのでしょうけど、指の腹が痛くなるくらい。。。
多くのカメラの巻上げレバーって、先が丸くなっていたり、滑り止めを兼ねてギザギザの加工がされていたり、プラスティック製の指あてが付いていたりしますが、このような鋭利な感じのデザインのは少数派かと思います。
「ペトリ7」を見まわしてみると、全体的にシャープなデザインがされています。正面のネームプレートやファインダー窓まわり、軍幹部のキャラクターラインや金色のくさび状マークなど、どれも鋭角を取り入れてます。
で、巻上げレバーもこういう形状になったのでしょうか!?でも、痛いってのは、ちょっと問題のような~。
*巻上げレバーについては、過去にこんなネタもありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/12/12lever.html
こんな観点でカメラを観察するのも楽しいものです。例えば、カメラを正面から見た時に、左右のデザインが対象になっているカメラがあるかどうか!?
上の画像の「フジペット35」は、ほぼ左右対象で、この手のカメラの筆頭に挙げられるかもしれません。
フィルム巻上がレバー式、フィルム巻き戻しがクランク式を採用した時点で、軍幹部の形状に左右の差が出てしまうので、なかなか全く左右対象~!というカメラは少ないですが、このフジペットは、それらが共にノブ式であることも幸いして、「PET 35」という刻印以外(文字は仕方ないですよね・・・)、ほぼ左右対象と言えます。
惜しいのは、下の画像のオリンパスワイド。
パッと見、左上のシャッターボタンと右下のシンクロ接点以外は、左右対象みたいに思えるのだけど、レンズがボディの左右中央に付いてなくて、向かって右手寄りにちょっとオフセットされて付いていたりします。
まぁ、左右対称であることがカメラの操作性に影響することは、まず無いのでしょうが、こんなカメラ観察もたまには面白いかもしれません。
先週、話題にした「Starblitz 35ES」というカメラ。
詳細不明…としたこともあるのでしょうが、数名の方からご反応いただきました。こうして私のくだらないブログに反応していただけること、誠に嬉しく思っております。
うちにあったのは「Starblitz 35ES」 でしたが、OEMで「HANIMEX 35ee」、それと、製造元のセディックブランドでも、発売されていたようです。
では、お知らせいただいたサイトにて、私に代わって説明していただきます。
ひとつは業者のサイトでマップカメラさんの→http://news.mapcamera.com/sittoku.php?itemid=7210
もうひとつは個人さんのサイト→http://nagastyle.o-oi.net/Entry/307/
カメラマニアに限ったことではないようですが、品物の元箱に猛烈な関心を寄せる人たち(元箱フェチ)がいらっしゃいます。
レアモノや新品同様など、元箱が付いていると有難みが増す類の品物の場合は、確かに普通の人でも元箱の有無を気にするかもしれませんが、それとは違う派閥です。
また、元箱フェチの中には、「元箱だけでもいい!!」というグループもいらっしゃいます。
上の画像のように、そのパッケージ自体に時代が感じられたり、趣があるから~ってのが、その一番の理由なんだと思います。ところが、いつの日かその箱の中身を買うことがあるかもしれないから~と、そこまで考えている人たちもいらっしゃいます。
さて、画像にある5つの箱はオリンパスのフィルターの元箱です。箱に表示されている適合機種を見る限り、ハーフ判のペンが現行品の時代のモノのようです。とすると、昭和30年代~40年代にかけての10年くらいの期間で、これだけコロコロとパッケージのデザインを変えていたことになります。
今では、メーカーやシリーズでイメージを統一したりすることが多いと思いますが、このペン用フィルターの変遷は強烈ですね。
まさに今日に打ってつけのカメラがこれ!製造番号が「516516」。本日の日付が繰り返し打ち込まれています。
このブログでは、何度か製造番号ネタを取り上げて来てます。キリ番だったり、語呂合わせだったり・・・。他にも、こんなのや、こんなの、こんなの、こんなのまで。
ところで、今、我楽多屋にはこんなカメラ・レンズがあります。コニカFTA ヘキサノン50mmF1.4付き。8,500円。現状品ですがまずまずのコンディション。コニカ一眼レフに多い、ファインダーがクモリ気味ではありますが、、、
このコニカを見てあるお客さんが、「レンズだけでも、状態良ければ8,000円くらいで売るお店もあるだろうね~」と言われました。
そして、レンズの製造番号「7828000」を見て、「面白いね!キリ番だし、8000番だから8000円ってのも面白い!」と。じゃ、ボディは500円ということになってしまいますが。。。(笑)
レンジファインダー用ニッコールレンズ、35mmF1.8の専用純正フードは数が少ないこともあり、その中古価格、程度次第では中古のニコンF5が買えてしまうくらいだったりします。
そのフード探しで困っている人に代用フードの情報です。
ペンタックスオート110ズーム20-40mm用のフードに、48mm→49mmのステップアップリングを組み合わせると、純正フードとほとんど同型のフードが出来上がります!
ペンタックスのこのフード自体も数は少ないですが、中古相場的には何百円~数千円程度。ステップアップリングは新品で買っても、定価で千円程。
純正フードとの価格差は明らか~。スプリング式で装着する純正フードは、ぶつけて落して失くす心配もありますから、この代用品は使えるかもしれませんね!
この情報を提供していただいた方の35ミリには、鏡胴部に一ヶ所、ポコッと突起物が付いてました(画像内、レンズ右側面にちょっと見えてます)。これが真下に来た時に3メートルくらいに焦点が合うようにしているそうです。
割り箸か何かの木片を貼り付けただけだそうですが、実にしっくりと馴染んでいるうえ、操作性もバッチリのようです。ご本人は見た目を少々気にしているようでしたが、使い込んだ木片が真鍮色に見えて、私にはいい感じに見えました。
フードもレンズも普段使い用に工夫されてるところがいいですね。
ローライに詳しい人なら、これを見て「ギョッ!」とするんじゃないでしょうか!?
本来黒く塗られている部分の塗装を全部剥がして、あたかも元々から銀色だったかのように磨いてしまっています。貼り革も貼り替えられています。
で、良く見れば、テイクレンズが無い!そう、ピンホールカメラに改造してしまっているのです。
このローライフレックスは1938年登場のオートマットⅡ型と思われます。2ヶ月前のがらくた市、それも午前中にご来店いただいた方なら、原型をご覧いただいているかもしれません。当日の目玉ジャンク品の一つとして、販売していたものです。
実はこのローライフレックス。長年、どこかに放置されていたらしく、そうとうに程度の悪い個体でした。腐食や汚れ、破損、欠品などが至る所にあり、正直、触るのもちょっと遠慮したいくらいな超ジャンクだったのです。だから、目玉として激安な値付けをしたつもりです。
それをお買い上げいただいたお客さんが、レストアしてこんな不思議なローライフレックスに仕上げて、挨拶代わりにご持参いただいた~というわけです。
ローライフレックスをこんなにいじってしまって!と小言を言う人もいらっしゃるかもしれませんが、廃棄されてもおかしくないような状態だったものが見事に救済された~という解釈をした方が正しいと思います。
ピンホールにした背景は、レンズが使いモノにならないほど程度が悪かったからなのですが、それでも、ピンホール板を装着しているリングはもともとレンズが入っていたリングだそうで、レンズを入れれば元の状態にも戻せる~という配慮もされています。