昨日の日々買取名人学で「絶対的価値」について名人が語っていました。
買取り価格は絶対的価値を追求するって言っているのですが、最初は何を言っているのかイマイチ理解出来ませんでした。
で、絶対的価値を調べたら、相対的価値という言葉も一緒に出て来ました。この二つの意味を考えていたら理解が出来てきました。
買取り依頼のあった品物に対し、業者として可能な限りのいい買取り値を付けることを追求したい~ということなんだと思います。
他より高く買う努力をすることは勿論のこと。買取名人が昔から言ってる、自分の買取り価格を電卓に打ち込んでおいて、お客さんの希望額がそれより低くても、電卓の価格で買う~という相手の足元をみない買取りのことなんだろうな。また、そういう時に満足感を得られるともよく言ってる。
相対的価値でいうと、中古市場的にいい品物を持っているのに、お客さん的には十分使ったし捨てるつもりだったから買取り値に全然期待していない場合もあるわけです。その逆に、中古市場的に市場性の無いものなのに、お客さん的にはご遺品だったり購入時の価格ばかりが先に立って、相場以上の高値を望んでいる場合もあるわけです。そのどちらでもなく、プロとして絶対的価値を見極め=いい買取り価格を追求するってことなんでしょう、多分。
ところで、カメラ遊びについて考えてみると、特に我楽多屋で見つけていただくような品物の場合は、皆さんの楽しみの基軸は相対的価値で考えた方が俄然楽しくなると思います。
決して、高性能な新品を買って楽しむことを否定するわけでは一切ありませんが、適当で手頃な価格(そう判断いただけたから買っていただけるわけで)で入手したものを、ご自分の発想や好みで使いわけたり、所有する満足感を得るような、誰に教えられたわけでもない楽しみ!って感じです。
そういう楽しみ方を出来ることがとても素敵だと思います。
最後に、絶対的価値と相対的価値を説明したものに、ネット上でこんな一文を見つけましたので、コピペしておきます。
「100万ドルの絶対的価値は日本円に換算して1億数千万円ですね。ビル・ゲイツ氏が100万ドルを寄付するときの、ビル・ゲイツ側からみた価値は、私たちの100円くらいの価値かもしれません。
これが相対的価値の違いです。
100円均一で買った折り紙は、100円の価値しかありませんが、幼い娘が折ってくれた折り鶴は、私にとって、100円ではありません。しかし、路上に落ちていればゴミです。
こういうのでも絶対的な価値と相対的価値の違いがわかりますよね。」
*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
もう何年も前から、モデルルームなどの展示小道具としてカメラやレンズなどを買って行かれるお客さんがチラホラといらっしゃいます。中には、その筋に詳しくない私でも社名を知っているような会社さんが2社程あります。
その片方の会社さんの場合は社内で話が広まっているようで、別の部署なのか...数名の担当者さんがご来店くださいます。
先日、2年ぶりくらい~という担当の方がご来店され、探し物は「40歳前後の男性で最近フィルムカメラを趣味で始めたような設定で、カメラ2台くらいとその他何か~が欲しいのですが」とイメージを伝えてくださいました。
なので、標準レンズ付きの一眼レフとそれの交換レンズ2本、コンパクト系カメラをもう1台くらいでどうでしょうか?ジャンク品や不動品で見繕えば4~5千円くらいになると思いますけど、ご予算は?」と聞くと、ちょうどそのくらいの予算を考えていましたということなので、店内探し始めました。
そう、いつものことなのですが「動いているモノを展示という目的で買って行くのは申し訳ないので、動かないモノで良い」というスタンスでいらっしゃいます。
今回、特にブランドにはこだわりはないというので、一眼レフはレンズを安く抑えられるキヤノンにしました。不動のボディ、カビ大やクモリ大などのレンズ、適当なコンパクトカメラ系を見つけ出したら、2400円にしかなりませんでした...。
当然、お客さんには喜んでいただけました。2千円近く儲け損ないましたがぁ(笑)。
*上の画像はイメージで、お買上げいただいた品物とは別物です。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
物々交換を終えたお客さんに、「今日このカメラを勢いで買ってしまったのだけど、いくらくらいになりますか?」と聞かれました。
未使用のような状態でケースに入って元箱まで付いている「ヤシカエレクトロ35」でした。
残念ながら~、この手のカメラはコレクション対象にはなり難いので、元箱付きだからといって特に余計に見積もることも出来ないし、そうでなくても、動作品だからといって大きく見積もれるものでもないこと。今、動作していても直に不動になってしまう可能性も高いため、業者の見積もりとしては動いていても動かなくても、そんなに差が出ない厳しい部類のカメラです~。というような説明をしました。
で、〇円くらいですかねぇ~と伝えました。
お客さんご自身も、動作未確認のジャンク品を覚悟でお求めになられたようでしたが、このカメラに使う電池が今は手に入らないので、アダプターを入手するか自分で何らかの細工をしないといけません。そこまでして動いたとして使うのかどうか…を落ち着いてから考え始められたので、「いくらになるか?」のご質問だったのでしょう。
結局、〇円で引き取らせていただくことになりました。
お聞きすると、どういったお店で買われたのかはお聞きしませんでしたが、まさに同じ〇円で買ったのだそうです。損はされていないので、こちらも安心しました。
さて、これから動作確認などしたいと思います。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
まず、最初にお断りしておきます。画像の「Leica」と記されたキャップがホンモノなのか、どこかが勝手に作ったニセモノなのか、その真偽の程は正直分かりません。ホンモノそっくりなニセモノがたくさん出回ってますので…。
さて、この「Leica」キャップ。樹脂製とはいえ、かなり使い込まれた形跡があるうえに、小さな穴が開けられています。
多分、この穴に糸を通してストラップかアイレットあたりと結び付けて使われていたであろうことが推測されます。そうすることによって、キャップを紛失することを防げるからです。
そんなことを推測しながら、以前のオーナーがどんな使い手だったのか?と思いを馳せるのも楽しいものです。
でも実を言うと、私などはまだまだ未熟者なのでつい最近まで、紐つきキャップがブラブラする様が邪魔だとか格好悪いと思っていました。長徳先生が最近のブログで紐つきキャップのことを書かれていたのが潜在意識にあったので、今回のように穴が開いたキャップを見て、思いを馳せるようなことが出来たのだと思います。(4年ほど前にはこんなブログ記事もありました→http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-be2d.html)
ところで、ライカなどのレンジファインダー機の場合は一眼レフと違って、キャップを付けたままで気付かずにシャッターを切ってしまう~なんてことも有り得るので、気を付けないといけませんけどね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
100円ショップで見つけた、カーボン調のインテリアシート。カメラ関係で何かのドレスアップに使えそうな気がして、購入しました。
まず、小スペースで手っ取り早く出来るものを何か?と思って、目を付けたのがM型ライカ用のグリップ。
このグリップ、メタル系の地が剥き出しの仕上げです。スベスベと指触りも良くて、それはそれで十分なのですが何かアクセントが欲しくなって、以前は迷彩柄のシートを貼ったことがありますが結果はイマイチでした。目立ち過ぎちゃう感じで。
で、今回のカーボン調は全くその逆で地味に仕上がるような気がしてやってみました。
紙で簡単に型を取ってシートを切り抜いて貼るのですが、グリップに微妙なアールが付いていたり、
斜めにカットされていたりする部分があるので、上手い具合に貼れるのかどうか...心配になりながら貼ってみました。
結果どうでしょう?イイ感じだと思いませんか?100円で10分足らずで可能なドレスアップです(^-^)
グリップの地色が黒なので、黒系のカーボン調シートとの貼り合わせ部分が少しくらい雑でも見た目を誤魔化せるんでしょうね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
ご存知の方も多いかもしれませんが~この二眼レフの形をしたもの、カメラではないんですが何をするものか分かりますか?
答えは先延ばしにしまして、同じく二眼レフの形をしたスライドプロジェクターを紹介したことが過去にありました。
金属製なのでとてもシッカリと作られていて、そういう点からもインチキ感はあまり感じられないものでした。でも、形は明らかに二眼レフを模したものでした。
実はあの時にも今回の代物の話は出ているんです。
で、今回の二眼レフの形を模したものですが、その答えは「鉛筆削り」です。
二眼レフでいうビューレンズ(上側のレンズ)に鉛筆を挿して、背面にあるクランクを回して削ります。テイクレンズ(下側のレンズ)部が引き出し状になっていて、その中に削りカスが溜まるようになっています。その仕組みは一般的な手回し式の鉛筆削りと同じですね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
**********************
二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、横浜駅東口バスターミナル。
先々週に続いて先週も横浜方面へ行きました。そして、このコーナーで話題にする場所も去年1月に続いて2回目になる、横浜駅東口バスターミナル横のバス駐機場です。
ここは弧を描くように駐車スペースが作られているので、ズラリとバスが並んでいると壮観なのです。ちょうど良いタイミングでした。ほぼ満車状態を撮ることが出来ました。
また、絶えずバスが出入りしているので、その光景を見ているのも楽しいです。
ヤシカの一眼レフ「TL」をよく見たら、「YASHICA」と刻印されたおでこの下、眉間あたりにビスが1本、ポチッとあるのに気付きました。
「こんな目立つところに不細工だなぁ~」と思って、他のカメラを確認してみたら、同じ一眼レフでキヤノンFT系がほぼ同じところにビスがありました。
が、あまり目立たないのは、ビスの頭が平らで、ボディの面から飛び出していないからなのでしょう。
さらに確認したら、キヤノンでも少し古いFXはビスの頭が平らでないために、ちょっと目立っていまいた。
気にし出すと気になるもので、そのビスにばかり視線が行ってしまいます...。美しさなんかを意識するならば「ここにビスは無いよなぁ~」と思いました。他の多くの一眼レフでは、ここにビスが無くてスッキリしているし、それで大丈夫なんですからねぇ。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
戦後早々にカメラの月賦販売を広めた~と言われている、神田にあった林商会さんが昭和32年に発行した「写真の初歩から」という、写真の撮り方などを詳しく指南した冊子があります。
その序章「カメラの構え方」というページの「応用姿勢」を紹介する写真に目が留まりました。
8種の応用姿勢の中で、タクシーを止めるために手を挙げたような構えで写真を撮る例、腰の横にカメラを構えて振り向きざまに撮るよう例、二眼レフを頭上で天地逆に構えて下からピントスクリーンを見ながら撮る例、二眼レフを腰に当てて横方向を盗み撮る例、この4種の例にかなりな大胆さ!?を感じました。
いや、本当は8種の例のモデルになっている女性の美しさに、まず最初に惹かれたような気もします。
61年前の冊子だというのに、この女性の髪形や化粧、服装などに現代との時代の隔たりをほとんど感じないのです。そして、美しいのです。
上の画像、あくまでも応用姿勢が凄い!というつもりで数日前にFacebookページにアップしたのですが、久しぶりにリーチ数が4桁を超え、いいね!が3桁に迫る勢い。
この反応の多さ、構え方の応用例の大胆さだけではなかった模様、女性に対するコメントを数件いただきましたからね。
全96ページある冊子の中に、この女性が登場するページは他に「カメラの構え方」の基本姿勢のページと、「大きい絞りと小さい絞り」の2ページだけだったので、それもお見せします。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。