我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年11月 6日 (日)

初動画!

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あくまでもブログ記事の補足として、動作音や動き方を理解してもらうための動画は何本かアップしてきましたが、それがメイン?の動画というのは今まで録ったことがありませんでした。

そして、「そのうち、動画も流してみます」言ってから、9ヶ月も掛かりました…。

アップした動画は何の演出もないヘタクソな内容なので、名誉?のために言っておくと、9ヶ月の間に案を練っていたとか練習していたわけではありません。ずーっと放置していました。

この動画、ジンバルの使い方さえイマイチのまま、ぶっつけ本番で録ったものです。正直に言うとテイク1は途中で電話が鳴って中断したので、テイク2です。

昨日の午後に録画して、夕方に特にソフトも使わずYouTubeのサイトで出来る範囲で字幕とBGMを入れてみました。

この動画でまだ一度も我楽多屋へ足を運んだことが無い人に、店のイメージを掴んでいただければ~って感じです。


YouTube: 我楽多屋の店内を紹介(字幕あり)

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第276回目のテーマは「フォーカシングが10フィートでフリーズしているRicoletはそれなりの使い道がある」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html

 

*閲覧は2023年2月初旬まで

 

2022年11月 5日 (土)

機械ものは動かしてないと

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機械ってのは壊れる直前までは動いるものです。

昔から~時々あることですが、買取りでご来店のお客さんの品物をチェックすると不動品なので、その旨を伝えると「この前使った時は動いていたのに~」と強く主張される方がいらっしゃいます。

実際にそういうこともあるでしょうし、安く買い取ろうとして店が品物にケチを付けている~と警戒して言う方もいらっしゃるようです。

また、品物の状態などから判断してちょっと疑念が湧いて「この前っていつ頃ですか?」と逆に質問すると、「ん~、4~5年前かな?」とか平気で言う方もいらっしゃいます。機械なんて使わない方が壊れることもあるくらいですからねぇ...。

でも、今日話題にしたいのはその逆のパターン。

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ジャンク棚に少しスペースが空いたので、並べきれずにしまってあったキヤノネットを出したところ、貼られた値札に「メーターも生きてるが、レンズカビ・キズ大」って書かれてました。ずいぶん前に一度並べていた時に付けた値札なので改めて動作チェックをしたら、メーターが動きません…。

あ~ぁと思いながらも、絞りリングをAUTOの位置にしてシャッタースピードを変えながら何度がシャッターを切る操作を繰り返すと、時々ファインダー内の針が適当な位置を指してシャッターが切れるので、さらに繰り返しているうちにほぼ動くようになりました。いわゆるリハビリですかね。

もともとがジャンク品として値付けしていたものですが、それ以上に値を下げずに済みました(^^)

 

 

2022年11月 4日 (金)

爆発!?

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ポラロイド用のフラッシュバーです。

パッケージのデザインから分かるように、ずいぶんと昔の品物だと思います。

我楽多屋ではちょいちょい出て来ますし、私の場合は幼い頃がこれが販売されていた時期とダブるので、当時のアローカメラに商品として並んでいた記憶があります。だから、実際に使用した経験はほとんど無くても見慣れたものではあるのです。

何となくパッケージ裏面の説明書きを読んだら、警告事項の中に「爆発するおそれのある場所での撮影には使用しないでください」と記されていました。

それって、どんな場所ですか!?具体的に書いて欲しいですよね。警告を見ちゃった以上、怖くて使えない…なんてことにならなくもない。

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ちなみに、この裏面の説明書きは後からシールで貼り足されたもので、電話番号の03の後の市内局番が4桁になっているので、1991年以降と思われます。時代を考えるとずいぶんと緩い警告のような気がします。

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2022年11月 3日 (木)

三脚?一脚?

 

★本日11月3日は祝日なので、閉店時間は日祝定時の17時です。よろしくお願い申し上げます。

 

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「良い子は真似をしてはいけません」、いや「自己責任でお願いします」と最初に警告をしておきます。

今から触れるような使い方を必ずしも推奨するわけではなくて、こういう撮影機材もあるんだ!?という意味合いで話題にしたいのです。

ベルボンの「ドリーポッド DP-83S」。ドリーというとプロがスタジオなどで使うカメラなどを水平に移動させるための機材。

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なので、これも当然にキャスターが3ヵ所に付きます。付けない状態でも接地面にはキャスターを付けるためのネジ穴をカバーする樹脂製の素材があるので、三脚を据えたように安定して置くことが可能です。

そこで、これを三脚禁止の場所で使えるんじゃないか?!という発想が起こるわけです。三脚禁止を発している側に三脚の形状に関する線引き規定があるかないか?や管理者の判断による差もあるので、これが三脚とみなされずに済むのか?!私自身は非常に微妙であると思います。

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ただ、三脚禁止でも一脚は可のところもあるようなので、これの場合は画像のように収納してしまえば一脚を主張するのはアリのような!?気がします。そもそもこれは一脚のようにセンターポールのみで高さを変更する方法なので、使い勝手は問題ありませんし。

ともかく、場所によっては撮影マナーの問題になり得ますので推奨するものではありません。自己責任でお願いします。

上記の件、これを持ち込まれたお客さんから聞いた話なのですが、「興味深いですけど、ブログネタにするには危険がありそうな...」と言うと、「もう売ってないし大丈夫じゃない?」と返されました。

でもでも、ベルボンがハクバの一ブランドになってしまった今もまだカタログモデルみたいですけど...。

*画像内の雲台は本来これに付属されている雲台ではありません。

 

 

2022年11月 2日 (水)

波状雲

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、皇居。

撮影はお堀端からですが、皇居の上にビロ~ンと横長に特徴的な雲が見えました。高積雲の中で波状雲と分類されるみたいです。

これを収めるのは、iPhoneのパノラマモードだなぁ!ってことで。

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2022年11月 1日 (火)

缶バッジで懐かしむ

 

本日11月1日(火)、出張買取り業務のためアローカメラ&我楽多屋ともに店舗休業日とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。なお、明日は2日は水曜日なので定休日です。

 

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コロナ禍、2年半以上。

それまでは毎月第4土曜日に開催していた「田中長徳先生トークショー」の中止を今も継続しております。

狭い店内での開催が「三密」ということで、4回だけ狭い店を出て代替えイベントを開催しましたが、それももう2年近く前。

その時、参加者に配布した缶バッジが出て来たので懐かしんでおります。

以下、説明と開催日の順は前後しますが、画像内で上にある「首都高激走」は、2階建てのオープントップバスで首都高を1時間だったか走るツアーに便乗しました。左下の「貸切る都電」は、そのまんま都電を1両貸切って荒川線を約1往復する~という企画でした。「荒ブラパチ」は、我楽多屋のある荒木町近辺をぶらつく~という企画。

荒ブラパチは2度開催したので、2度目の開催時に連続参加の人にはデザインは同じだけど黄色地の紙にプリントした缶バッジを差し上げたところ、ゴールドバッジ!って喜ばれました。そのゴールバッジは残っていませんでした。

そろそろ~新しい生活様式に対応した「我楽多屋イベント」も考えないといけない頃合いなのかなぁ~と思ったりしながら。

 

 

2022年10月31日 (月)

「minolta」

 

★明日11月1日(火)、我楽多屋は出張買取り業務のため店舗休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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ミノルタの旧ロゴ文字が好きな人って、案外と多いんじゃないかと思います。

そういう人なら欲しがりそうなものが今、我楽多屋にあります。

縦15mm×横72mm、暑さ0.05mmくらいのアルミ?製のネームプレートです。

その大きさからして、普通のカメラやレンズに付いていたものではなくて、何か別の機器に付けられるべきものだったような感じです。

「付いていた」ではなくて「付けられるべき」と表記したのは、このネームプレートの表面には保護シールが貼られたままの未使用品だから。

同じものが20枚くらいありますので、我楽多屋で売ろうかな~と思っております(^^)

 

 

2022年10月30日 (日)

改造品の文化だってあるはず

 

★本日10月30日(日)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

★また、11月1日(火)は出張買取業務のため店舗休業日とさせていただきます。

 

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少しややこしい話かもしれませんが、わたし的には大事なことをすっかり忘れていた感があって、非常に悔しいというか…申し訳ない…ことなので書かせていただきます。

2週間前に「約80年前の状態に」というタイトルで、ロイコを連動距離計式に改造したカメラを話題にしました。

もともとこのカメラを我楽多屋に持ち込まれたのはOさんで、「私には手に負えない…」的な感じでした。そして、そのカメラの正体を軽~く暴くうようなブログ記事を私が書きました。それがこの記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/03/suzukis-auto-focus.html

それを見て、Kさんから「非常に興味があるので、もしまだあれば欲しい」と連絡があったので、そのカメラをKさんに託しました。分解・調査の結果、私の上っ面だけの推測より何歩も突っ込んだ実態を暴いてくれました。それを報告したのがこの記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/06/suzu-1cd5.html

この時にその記事の最後の一文に「そして、既に後日談があるんです~(^^)。また改めて報告いたします」と書いてあるんです。

で、2週間前「約80年前の状態に」戻ったというKさんの報告を受けてブログを書いた時に、『後日談』の記述に気付きながら、あれ?何だっけくらいの気持ちでいたんです。これが「悔しい」「申し訳ない」ことのひとつ。

実は、約80年前の状態に戻すために必要となったドナー個体(←この言い方が正しいかどうか分かりませんが...)のロイコが新宿の某写真機店でジャンク品として売られていることを知らせてくれたのはOさんだったのです。

Oさんはご自身が手放したカメラが元々ロイコを改造したものであることに気付かれていなかったのですが、手放された後の経過を私が口頭でお伝えていましたしブログも読んでくださっていたので、「ロイコ」が頭に刷り込まれていたんでしょうね。初めて立ち寄ったという某写真機店で見つけて知らせてくださったのです。

Kさんにしても、改造された直後の状態に戻したい~と思われたものの、そんなにすぐにロイコが見つかるとは思っていなかったと思います。Oさんからの情報を伝えると、すぐに某写真機店で入手されたわけです。

この見事な連携を後日談としてお伝えしそびれていたことも、「悔しい」「申し訳ない」こと。

改造カメラとはいえ、個人が勝手に改造したカメラではなくて、その時代の文化や背景があって行なわれたであろう業者の手による改造モデル。この手のものもカメラの歴史を考えるうえでは大切な遺産であると思っている人々(Kさん・Oさん、いちおう私も加えさせてください)によって再現されたという意味で、このロイコ改造のSUZUKI'S AUTO FOCUSは大きな意味のある個体だと思うのです!!

 

 

2022年10月29日 (土)

カメラホリック レトロ Vol.2

 

★向こう1週間で二日、臨時休業日および店舗休業日がありますので、こちらでご確認いただけると幸いです→【10/29~11/4の営業日・時間について】

 

 

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早いもので~と毎年言ってるような気がしますが、今回はホントに早く感じました。今年もオールドレンズの澤村徹さんの新刊の季節です。

いつも澤村さんご自身が見本誌を持って来てくださいます、至極恐縮感謝。そして、いつもいろいろと長話をしてしまうのです(^^)

毎度のことですが、私が下手に案内してマイナスになるといけないので本の内容についてはほぼ案内しません。表紙の特集名など見て、少しでもピンッ!と来たら、是非お買い求めください。

ただ、今回の注目は「オールドレンズ・ノベル」と題して、澤村さんが書かれた小説「反転ノクチの妖精」が掲載されていること、私は真っ先に読みましたよ。新しい試みですね。

偶然にもこのブログを書いてる最中に、澤村さんがご自身のブログに「小説を書いたワケ」をアップされました。→https://metalmickey.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-b84abf.html

あと、澤村さんとの話の中で~私がブログでまだ話題にしていなかった、オールドレンズ風に撮れることを謳っているレンズフィルターについて、少しお話を聞くことが出来ました。それ系のフィルターはあくまでフィルターであってオールドレンズではない!という捉え方や、今まで澤村さんが貫いているオールドレンズを使うことで訴えたい信念のようなところをお聞きすることが出来ました。

*去年のカメラホリック レトロ Vol.1の記事はこちら→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/10/post-93ce.html