我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年10月26日 (土)

期限切れフィルムを試す人

本日26日は第4土曜日なので、午後2時から恒例の全品1割引きサービス行ないます

明日27日(日)、我楽多屋は臨時休業させていただきます

 

我楽多屋のお客さんの傾向として、「写真」より「カメラ」が好きという人の方が多いような気がします。もちろん、両方好きな人、実際にどちらも詳しい人もいらっしゃいます。

「カメラ」寄りな人が多い理由はほぼ分かっていて、店名の通り~がらくた寄りなモノを売る店だから。写真を撮ること、特に楽に綺麗に撮るのであればフィルム・デジタルに関わらず状態の良いモノを売る店へ行った方が話しが早く確実だからです。

前置きが長くなりましたが~我楽多屋のお客さんの中にだって、どっちも好きな人が確実に居る証拠をお見せしようと思います、今日は。

少し前に我楽多屋で売った大幅に期限の切れたフィルム。ブログでも取り上げたフィルムです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/08/post-596c.html。あの中のフィルムを買って行かれたお客さんが、実際に撮影して現像した結果を報告に来てくださいました。

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左のフジのフィルムは1974年5月に期限が切れたネオパンSS。これは見るからにフィルム面の劣化が感じられ、現像の結果もかなり芳しくなかったとのこと。

右のコダックのフィルムは1982年3月に期限が切れたトライX。こちらはスキャンして少し手を加えれば十分に見られる結果が得られたとのこと。

この結果については、あくまでお買上げいただいたフィルムの結果であって、例え同じ銘柄で同じ頃に期限の切れたフィルムであったとしても、保管状況で全然違う結果になることが十分に予想される点については、ご理解の程お願い致します。

このお客さんは今までに何度も紹介しているマーキュリー愛の強い人ですから、カメラも半端なく好きな人。なおかつ、カメラにフィルムを通してちゃんと撮ってもいるのです。