アイレットが破綻しそう⁈
カメラのネックストラップアイレット(吊り金具)が擦り減っているカメラを稀に見かけます。
ストラップとアイレットを繋ぐ吊り環との接触による摩耗が原因でしょうから、そうとう過酷に使用されたカメラであろうと推測出来るわけです。
摩耗で吊り環に負けてしまう理由はいくつかあると思います。
古いカメラの中には真鍮製のアイレットのものがあり、真鍮より強いステンレス製の吊り環に負けてしまう場合や、吊り環が円形の場合は吊り環は微妙に回転することもあるでしょうが、アイレットの方は絶えず同じ箇所が接しているから、などなど。
ま、理由はどうであれ、使い込まれたカメラであろうことには違いなく。ある種の魅力を感じてしまいます。
ただし、その状態で更に使い続けて…ある時にスパンッと遂に破綻させてしまうのは怖いですが…。
ちなみに今回の摩耗個体はキヤノン7でした。
- アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
- 更新は少ないですが…X(旧ツイッター)(https://twitter.com/arrowgarakuta)とインスタグラム(https://www.instagram.com/arrow.camera_garakutaya/)もあります。