白や灰色の粉が…
今日は当ブログ始まって以来の衝撃画像になるかもしれません…。
お隣り買取りアローカメラから少しまとめてカメラが回って来ました。その中にあった「キヤノンⅡD改」。
貼り革が浮いていたり、巻き上げノブに錆が見られるなど…かなり状態のよろしくない個体で、まずシャッターを確認すると不動品でした。
でも、この手の機種は部品取りに探している方もいらっしゃるので、見えるところは簡単に清掃しようと思いながら底蓋を見るとかなり腐食もしている感じ…。底蓋を外そうにも固着していました。
なんとか外すと、ボディ内部から「サーッ」と白や灰色の粉のようなものが落ちて来ました。
フィルムが装填されたままなので取り出そうとすると、パトローネは簡単に取り出せました。すでに内部でフィルムは切れてしまっていたのです。
送られたフィルムはスプールに巻き付いるのですが、これも固着していました。少し難儀しながらスプールを抜き出すと、フィルムが変色劣化して巻き付いていました…。
後半の2枚の画像はちょっと衝撃画像かもしれません。もし気分を害された方がいらしたら、申し訳ありません。
見た目の汚れや損傷などが激しいカメラは時々あるものですが、あえて話題にするようなことはあまりありませんでした。ただ今回のように悪条件での放置などがこういう状態を招く可能性があることをお知らせしたくて、カメラにとっては少し残酷な画像ですがあえてアップしてみました。
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