ミノルタMF一眼レフ最終機
このカメラ「X-370s」はミノルタのフィルムMF一眼レフカメラの最終版ですが、機能的に決定版!という位置付けではありません。
1981年に発売されてから20年近く、ミノルタMF一眼レフの上位機種として存在していたX-700の販売が終了するのに合わせて発売されたモデルが、このX-370sなのです。
X-370sの発売は2000年なので、デジタルカメラが急速に普及し始めた頃。
フィルムカメラ層のために、とりあえず簡素なモデルを残しておこう~的な存在であったと言っても過言ではないと思います。機能的には以前から存在していた海外モデルと大差ないのも事実ですから。絞り優先AE機能付き電子シャッター機ですが、シャッタースピードはマニュアル操作も可能です。
今日話題にしたキッカケはあまり見かけない機種ですし、見るからに簡素なデザイン・仕上がりが画像で伝われば~と思ったからです。
ボディ外装は無塗装プラスチック仕上げ、ブランド名や機種名のプリントも薄っぺら感が強いのです。
でも、この個体。レンズは明るい標準レンズ50mm/F1.4(時代考証的にはボディより一世代前ですが)が奢られていました。
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