京セラって~
「コンタックス」といえば、「京セラ」をイメージする世代が多くなっているような気がします。
こういう話をすると、年寄りが古い知識を〜とか思われてしまうのかもしれませんが…。
戦前に始まるドイツ本国製のコンタックスは別扱い出来る世代でも、日本製のコンタックスブランドの使用を始めた(1974年にカール・ツァイスと提携)のが、「ヤシカ」というカメラメーカーであったことを知らない…人々もいらっしゃるようです。
そのヤシカが1983年に京セラに吸収合併されたのです。京セラは旧社名が京都セラミックという社名であったように、元々はセラミック製造の会社。その後、いろいろな分野へ進出していきますが、カメラ事業からは2005年に撤退しました。
先日お客さんから教えてもらったのは、空調服の有名ブランドである「BURTLE AIRCRAFT」のファンとバッテリーが京セラ製であるということ。
そのお客さん的には、カメラメーカーだった京セラが今はこういうモノを製造している〜という捉え方をされたようでしたが、年寄り的には京セラは元々カメラメーカーじゃないしねぇ~というギャップ。それで今日の話題にしてみようと思ったのです。
ハーフ判カメラとして名を残した京セラの「サムライ」でしたが、その後、サムライの商品名は京セラ製の太陽光発電器に転用されたのも興味深い話です。
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