Durstのカメラ
「Durst(ダースト)」と言えば「引伸ばし機」をイメージする方が多いと思いますが、少しだけカメラも作っていました。
資料によると、120フィルム使用のカメラが2機種あるそうですが、私はどちらも現物を見たことがありません。
135フィルム使用のカメラも2機種で、そのうち1台は10年程前に一度話題にした「Duca」です。その時の記事がこちら→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/08/durst.html
そして、もう1台が今回の「Automatica」。
大きめなボディのわりには~これと言った特徴もないカメラなのですが、セレン露出計による絞り優先AEを導入したのは1961年発売のカメラとしては早いですよね。
一番の見どころ、いや…聞きどころか!?が、シャッターを切った時に「スポッ!」って音がするんです。どうやら、シャッター速度調節をエアー(空気圧?)でやっているのだとか??
あと、まだ見どころありました!巻上げレバーの動き方が魅力的です。
ボディ上面の仕上げがツライチな感じなので普段巻上げレバーは出っ張ていないのですが、レバーを操作し始めるとレバーが少し上昇してきてストローク出来るようになります。
実は今、我楽多屋には「Duca」もあるので、Durstの135ミリカメラが全機種(2機種)揃っています(^^)
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