我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年5月 9日 (日)

15mm「D」×1.5

【臨時休業のお知らせ】緊急事態宣言発出に伴う東京都からの休業協力依頼の対象店舗に該当するため、我楽多屋は『2021年4月27日(火)~5月11日(火)』臨時休業いたします。延長された12日(水)以降の営業につきましては、決定次第お知らせします。よろしくお願い申し上げます。

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出て来るたびにいつも「ん?」と考えてしまう、コシナ製フォクトレンダーブランドのこのビューファインダー。

「15mm D ×1.5」って記されています。

「D」はデジタル用のこと。コシナがデジタルカメラのエプソンRD-1向けに製品化したものなんです。

RD-1自体、コシナ製フォクトレンダーのベッサをベースに作られているし、レンズマウントはライカM互換のEMマウント。ライカ製のMマウントレンズは勿論、コシナ製フォクトレンダーのVMマウントレンズやLマウントレンズがアダプターリングを介して使用されることを十分に想定して作られています。

ということで、コシナさんは自社製レンズをRD-1へ付けた時に、ボディ内ファインダーにフレームが設定されていない焦点距離に合わせてビューファインダーを製造販売していたのです。今回の15mm以外に、12mm・21mm・25mmも存在しています。

さて、何でいつも「ん?」と思ってしまうのかというと…。自分はRD-1は勿論、Mマウントレンズを使うようなデジタルカメラを使っていないので、実際このファインダーの画角はいくつなのよ?と訳が分からなくなってしまうから。

答えは~ビューファインダー本体にも記されているように、35mmフルサイズ換算で15mm×1.5なので22.5mmと計算すればいいんですけどね。でも、例えばライカM8に15mmのレンズを付けた場合は、1.33倍なので、このファインダーは違ってきちゃいますよ。

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で、普通?の15mmビューファインダーも一緒にあったりすると、またややこしくなる。

ほら、やっぱり説明するのも面倒になってくる(笑)。

 

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