「小さな穴」と「銀色のポッチ」
ツインタワーのようにそびえる2本のレンズ、ニコンFマウントのオートニッコールQ 20cm/F4です。
たしか、田中長徳先生は「このレンズは何本あっても良い」とか言われていたよう気がします。手に持って肩叩きにも使えるとか…笑。
さて、これからする話題を前にもしたことがあるような気がするのだけど、探しても見当たらないので、した気になっているだけかもしれないので、始めます。
このレンズ。フードが内蔵式になっています。そのフード部分の1か所に「銀色のポッチ」とその並びに「小さな穴」が開いています。この二つが何なのか?という話題です。
「小さな穴」の方はちょっと考えれば想像がついて、バラすまでもなく判明します。フードを一番伸ばした状態から数ミリ戻して、穴の中を凝視しながらフードを回転させていくと、イモネジが見えてきます(下の画像参照)。穴の中から見えたイモネジを外すとレンズ前側のリングが外れて、フードも外れるのです。
じゃあ、「銀色のポッチ」は何か?これはバラした人からの証言です。前述の方法でフードを外すと、ボールとスプリングが飛び出て来るので失くさないように気を付けないといけないそうです。あの銀色のポッチの内側には、フードと本体を適度なテンションで固定するためのボールとスプリングが収められているのだそうです。
我楽多屋のお客さんの中にも数人、この銀色のポッチは何なのか?疑問に思っている方がいらっしゃったはずです。これが正解ですよ(^^)
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