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2020年6月 5日 (金)

昨日の誤りを正します

昨日6月4日付けブログの内容に誤りがあったことをお詫び申し上げます。

私 二代目がニコンF-501の機能について、大きな勘違いをしておりました。モーターによる自動巻き戻しが出来るカメラと思い込んでいましたが、その機能がないカメラでした。

ニコンF-501は撮影時のフィルム送りは自動だけども、巻き戻し操作はクランクを使って手動で行なうカメラだったのです。

ちなみに、F-501をマニュアルフォーカス化した程度の近似機F-301も同じ機能。また、F4、F5、F6のフラッグシップ機については原則フィルム送り・巻き戻しとも自動で出来るカメラでありながら、巻き戻しに関してはクランクによる手動操作も可能な機種となっています。

 

さて、、、勘違いの言い訳をさせていただきますと。F-501のボディ背面上部には、下の画像に赤い矢印で示したように「R」と記されたボタンが2つあるのです。この両方のボタンを同時に操作することで、強制巻き上げを開始出来るものと思い込んでいました。

20200605

だって、モーターによる自動巻き戻しが可能な機種の場合、強制巻き戻しの方法がこんな仕方をするカメラが多いじゃないですか。

でも実際のところ、この2つの「R」ボタンは、フィルム室内のスプールの動きをフリーにする為のもので、マニュアルカメラの多くでボディ底面にある巻き戻しボタンと同じ役割のものだったのです。F-501は底面全体が電池カバーになっているので、底面にボタンを設置出来なかったから上部にあるんでしょうね。

それと、2つのボタンを同時に操作する必要があるのは、ボディ上部だと誤操作を起こしやすいからじゃないでしょうか、多分。

言い訳が長くなりましたが、昨日付けのブログの内容は誤っておりますので、今日のブログでお詫びと訂正をさせていただきました。申し訳ありませんでした。そして、誤りをご指摘くださいました方にお礼を申し上げます。

昨日のブログ記事を削除およびシュレッダー!?していないのは、私 二代目のお馬鹿な勘違いを笑っていただくためです。

 

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