我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年6月 4日 (木)

壊れていても巻き戻せる件

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【追記】いきなり追記です。本日のブログは私 二代目の大きな勘違いによる、事実と違う誤った内容になっております。明日6月5日付けブログにて、その内容に触れますのでお許しください。なお、本日付けブログは私のお馬鹿な勘違いを笑っていただくため、削除せずにそのままにしておきますので、ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

 

営業再開2日目早々にお持ち込みいただいた物々交換の品物の中にあった、ニコンF-501。

お客さんご自身から「動かないみたいです」と申告をいただきました。

その後の検品作業において、電池を入れると最初は全く反応しませんでしたが、電池ボックスの接点を少し磨くと通電し始めました。それでも、いちおうシャッターは切れるものの、何をしてもスローシャッターしか切れない…。

めげずにいろいろと動かしていると、そのうちに正常動作をし始めました。

でも、それまでの状態からして不安が残り、テストフィルムを装填してみることにしました。問題なくフィルムを送って進んでいきます。24枚撮りフィルムの途中、半分の12枚目くらいで強制巻き戻しをしようと思ったら、まったく巻き戻し動作をしてくれません。撮りきったら自動で巻き戻し始めるかな?と最後までフィルムを送りましたがダメ。

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裏ブタを開けてフィルムを引っ張り出して、「動作ほぼOKだが、巻き戻しが出来ず」と値札に書こうとして頭をよぎったのは、「この個体、もともと我楽多屋出身かな?」と。以前、元オーナーからそういう申告を受けて、同じようなコメントを値札に書いたことがあったような、ないような。

で、今日のオチは~!

このF-501は、確かに自動巻き戻しが出来ないジャンク品なんですが、F-501って、実は巻き戻しクランクも備えていることを思い出したのでした!

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だから、手動巻き戻し機と割り切って使うのであれば、使用上必ずしもジャンク品とは言えないのかもしれない~ってこと。

ニコンさんって、F4やF5などのフラッグシップ機や自動巻き上げ機能付きの初期のカメラには、万が一に故障した時の救済処置なのか、巻き上げ音を気にしないといけない時のためなのか、手動巻き戻しも出来るようになっているんでした。

 

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