誇りのある輝きが…
このコンパクトデジタルカメラは、2009年2月に発売されたキヤノンの「IXY DIGITAL 210 IS」というモデルです。
フィルムカメラの感覚からする「たった11年前」ですが、耐久消費財ではなくなったコンパクトデジタルカメラの感覚からすると「もう何世代も前~」のカメラです。
この個体の外装が凄いのです。
色が擦れ落ちてしまったような印象で、元々どんな色をしていたのだろうか?という興味が湧きました。
調べてみると、この機種にはゴールド・レッド・シルバーの3つのカラーバリエーションがあったことが分かりました。すると、これは「ゴールド」なんでしょうね。
ということは、画像内に一緒に写っている元箱にデザインされているのと元々は同じ色だったってことです(◎_◎;)
この機種について当時のネット記事には、『レンズ収納時の凹凸を極力なくしたフラットサーフェスで、IXY史上最薄の厚さ18.4mmを実現した、IXY DIGITAL 210 IS』との記述がありました。
また、これは著者の主観でしょうが、『ゴールドは「誇りのある輝き」がコンセプト。高級感も感じさせる色。このモデルを逃すと購入の機会はないかも。スーツの胸ポケットにスッと忍ばせたい。ゴールドモデルはプレミアが付くかも』とまで書いてありました。
ネット記事を読みながら「いやいや限定モデルじゃないんだし、プレミアは付かないでしょうに!」とツッコミを入れてしまいました。
この個体の元オーナーがどういう使い方をしたのかは不明ですが、誇りある輝きがこんな剥げ剥げじゃあねぇと少し悲しくなりました。
私も自分で使ったコンパクトカメラで何度か経験していますが、やはりコンパクトカメラは耐久消費財ではないんですよね...。
★臨時休業のお知らせ:新型コロナウイルス感染拡大防止において東京都からの休業対象店舗に該当するため、アローカメラ&我楽多屋ともに『2020年4月16日(木)~5月31日(日)』臨時休業いたします。よろしくお願い申し上げます。
★なお、買取りのアローカメラでは宅配便利用の買取りは受付けておりますので、ご利用お待ちしております。カメラ買取り相談フリーダイアル「0120-811-698」
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。