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2020年2月 8日 (土)

フォクトレンダー ビトーC

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この「フォクトレンダー・ビトーC」ってカメラ、ミノックス35と兄弟だか親戚関係にありそうです。

まずは、フォクトレンダーって光学機器メーカーの歴史は1756年にオーストリアのウィーンで生まれたところまで遡ります。そして、1800年代半ばにドイツのブラウンシュヴァイクに移転します。

ブラウンシュヴァイクが大戦で大きな戦災に合わなかったこと、西側(イギリス)の占領地域だったことから、東西分裂などの影響は受けることなく早々になかったものの、戦後は少しずつ日本のカメラメーカーに押されることになります。そして、カールツァイスの傘下に入ったり、商標権がローライに移ったりします。

このビトーCが発売された1981年は、倒産したローライから商標権がプルスフォト(流通・販売業)に移った時のようです。製造はドイツのバルダ社だろうと言われています。

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このカメラの見た目や大きさなどが「ミノックス35」に似ていると思う人もいらっしゃるでしょう。その感覚は正しくて、どうやら~ミノックス35もバルダのOEMだという話ですから、何らかの共通点や酷似点があるのも自然ですね。

カメラ機能としては完全プログラム露出なので、絞りもシャッタースピードもマニュアル操作は出来ません。ピントを目測で操作するだけです。

 

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