古き良き専用露出計
まず最初に、12月7日(土)は我楽多屋の閉店時間を1時間繰り上げて、午後6時とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
画像のカメラは、上から「ニコレックスF」、「キヤノンフレックスRF」、「アサヒペンタックスS3」です。
これら3機種の一眼レフカメラはどれもカメラ自体はシャッタースピードとレンズ絞りを自分で決める完全マニュアル式です。
今の時代。完全オートのカメラでは露出の意味なんて知らなくてもキレイな写真が撮れちゃうものですが、このカメラが登場した1960年前半はそう簡単にはいきませんでした。
大まかにはフィルムのパッケージなどに記されている露出換算表を見たり、厳密には単体露出計を使って得られた数値を頼りに、シャッタースピードとレンズ絞りを決めて撮影しないと、キレイな写真が撮れる確率が低かったのです。
で、露出決定を手助けしてくれる専用の外付け露出計なんてものが用意されるようになるんですね。
今回登場の専用露出計は、どれもボディのシャッタースピードダイアルと連動するようになっています(ニコレックスメーターはツメを介してレンズ絞りリングとも連動します)。
連動するからって、露出がオートになるわけではありません。メーターにある針を見ながら、適正露出になるようにシャッターダイアルと絞りリングを自分で回さないといけません。
こんな風に文字で書いても、これらのカメラや露出計を使ったことが無い世代の人には難しい話でしょう。でも、どうです?こんな見た目のカメラもカッコ良くないですか!?
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