我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年9月

2019年9月30日 (月)

赤革ニコン

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純正でこういう「ニコンFM」は売られていないはずなので、間違いなく後からの貼り替えもの。

元のボディ自体は決して良い状態では無いのですが、こうして貼り替えでイメチェンすると、見映えがかなり良くなりますね。

で、iPhoneで撮った画像がこれまた綺麗に写っちゃうんですよね(笑)

ただ、中古市場的にはこういう貼り替えものってオリジナルではないってことで、相場的には不利になってしまうんですけども。

 

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2019年9月29日 (日)

カナダ・ノバスコシアの方角に黙祷

「家の整理をしていたら、しばらく使っていなかったフィルムカメラが出て来たので使ってみようと思って~」と、我楽多屋にフードを探しに来られたお客さんが昨日いらっしゃいました。

お会計時に「こんなものも出て来たんですよ」と言って、2005年で期限が切れている富士フイルム・アクロスの3本セットを見せてくださいました。

セットのパッケージには長徳先生の「モノクロのススメ」というミニ撮影ガイドが付いていました。

「おぉ!貴重ですね!」と言って手に取り見せてもらいながら、「間もなくご本人がお見えになりますよ!」とお客さんに言うと、まさにその時、ドアが開いて長徳先生がご来店。

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お客さんはトークショーがあることをご存知なかったようでビックリされていらっしゃいました。お声掛けして記念の一枚を。

その後のトークショーでは、今月お亡くなりになった「20世紀で最も影響力のある写真家」と呼ばれた写真家ロバート・フランクの話題がメイン。フランクが息を引き取ったというカナダ・ノバスコシア州方面へ皆で黙祷を捧げました。

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2019年9月28日 (土)

文字の向き

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このカメラのシャッタースピードダイアルが気になって仕方ありません。

ダイアルの左側にオレンジ色の指標があって、上の画像のように「auto」を指標に合わせている時は他の文字も全部、こちら向きでスッキリしています。

ところが「B」を指標に合わせると、というか…この時点で「B」自体が逆向いてますけど、この状態では他の文字も全部逆向いちゃいます。

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この状態がとても気持ち悪くないですか!?

ところで、このカメラは東ドイツ製のプラクチカBCAというカメラです。

今回、同じプラクチカで製造時期にそれ程の差が無いと思われる別の2機種も一緒にあったのですが、3機種全部がそれぞれシャッターダイアルの文字の向きが違っていました。

ますます気になって仕方ありません。

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2019年9月27日 (金)

フィルムケース事情

時々、お客さんに「フィルムケースありませんか?」と聞かれることがあります。

フィルム全盛の頃にそう聞かれたら、ほぼ間違いなく、下の画像にあるようなフィルムを数本まとめて持ち歩けるケースのことでした。

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ところが、この5年~10年くらいは同じように聞かれても、フィルムを買った時に1本ずつ入っているケースの場合であることが増えて来ました。

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これ、フィルムを使う人が減ったからですよね。フィルム全盛の頃は空のフィルムケースなんて、わりとそこらじゅうにありましたからね。

で、少し前のことでした。常連Tさんに「フィルムケースなんて要る?」と聞かれたので、念のため確認すると買った時に入っている個別に入れるケースというので、「時々欲しがる人が居るので要ります!」とお願いしていたら、昨日、袋に入れて持って来てくださいました。

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さて、この袋に何個入っていると思います???(答えは今日の記事の最後の最後に書いてあります)

ところで、Tさんは今でも月に20~30本くらいはコンスタントにフィルムを使っていらっしゃるツワモノです。

 

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➡ 上の画像、コンビニ袋に入っていたフィルムケースの数が100個でしたっ!!

 

 

明日はがらくた市

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明日28日(土)は第4土曜日なので、我楽多屋の「がらくた市」。

今月は田中長徳先生トークショーを行なう通常パターンでの開催です。

以下のタイムスケジュールをご確認ください。午後2時半~4時の間は店内でのお買物が出来ないのでご注意くださいませ。

・午前10時  : 開店
・午後2時    : 全品10%割引サービス開始
・午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
・午後7時    : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですから、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2019年9月26日 (木)

アンスコフレックス


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特徴的なデザインのこのカメラ、1950年頃にアメリカのアンスコが発売した「アンスコフレックス」です。

デザインナーはインダストリアルデザインの草分けと言われている、レイモンド・ローウィ。

このカメラの一番の特長は、ボディ前面にあるお店のシャッターみたいなカバーだと思います。

上の画像は撮影可能な状態です。

お店を閉店させるような要領でシャッター状の前面カバーを下ろしていくと、ボディ上面で開いていたファインダーシェードも連動して閉じていきます。

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前面カバーを完全に下まで下ろすと、ファインダーシェードも完全に閉じます。

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2019年9月25日 (水)

神仏習合

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、芝浦妙法稲荷神社。

時々ここの前をバスで通るたびに何となく気になっていたのですが、先週、バスの車窓から撮ってよく見たら、奥にお釈迦様がいらっしゃるので神仏習合だったんです。

さらに、この画像。鳥居の左側に歩いている人が居て、その人と背を向けるような形で歩行者信号機の青信号の歩く人がバスの窓に写り込んでいたのに気付いて、おぉ!と思いました。

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2019年9月24日 (火)

カナラズペンギン

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トイカメラにもいろいろなカメラがあります。

フィルム室内にイラストや文字が書き込まれたフレームをはめ込んで、撮影画像に一緒に写し込んでしまおう~というお遊び機能付きのカメラを今までに何度か見たことがあります。

1年程前に紹介したこのカメラもそうですし(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/08/post-bb03.html)、別のネタで話題にしたカーネルプチカメラ(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/03/26-f9db.html)にも交換式のフレームが付いていました。

今回はロッキーだかホッパーだかの名前が付けられた、イワトビペンギンのキャラクターが描かれたカメラ。背蓋を開けたらペンギンのイラスト入りのフレームがセットされていたのですが、これ取り外しが出来ないのです。

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このカメラで撮影すると、必ずイワトビペンギンが一緒に写り込んでしまう恐ろしいカメラでした(゚д゚)!

 

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2019年9月23日 (月)

ソフトシャッターレリーズ

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我楽多屋で案外とお客さんに聞かれるのが、ソフトシャッターレリーズの在庫。

結論を先に言うと、我楽多屋に中古のソフトシャッターレリーズが並んでいることってあんまりないです。いや、ちょろっと出てもすぐに売れてしまうんですね。

逆にどうなんでしょう?カメラを売る時にソフトシャッターレリーズを付けたまま手放す人って少ないような気がします。

ただ一度に大量のカメラを手放す人の場合は、いちいち外すのが面倒なのか忘れてしまうのか、ソフトシャッターレリーズが付いたままってことが多いような気もします。

昨日、物々交換でフードなどを持ち込まれた方の品物の中に、ソフトシャッターレリ―ズが3個ありました。3つともご覧のような柄模様だったので、ペトリカラー35に付けてみましたよ。

 

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2019年9月22日 (日)

WATAMETER

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昔はピント合わせを目測でしないといけないカメラもありましたから、慣れない人やシッカリとピント合わせをしたい人には、こんな単独距離計が必要とされることも有りました。

「WATAMETER」は、ドイツのWATAというメーカーが製造していた単独距離計に付けられたブランド名です。

ここで一つ、どうしょうも無いツッコミを入れさせてもらうと、画像のWATAMETERはどちらも二重像を一致させて得られる距離の単位が「Feet」だけなんですよ...。WATAMETER名乗ってるのに「Feet」かよっ!って(^-^)

我々日本人は距離単位は「Meter」に慣れ親しんでしまっていますが、実際のところ、レンズ鏡胴に記された距離指標はほとんどの場合に「Feet」と「Meter」が併記されていますから、距離計で得られる数値が「Feet」だけだって問題ありません。

ただ時々、「Feet」表示しかされていなくてピント合わせが目測のカメラに出くわすと困惑してしまうんですよね。

でもそんな時だって、この「Feet」表示だけのWATAMETRを使う上では別段なんの問題はないんですけどね。〇Feetが何Meterであるかは、撮影をするうえでは関係ないですからね。 

 

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