この前の火曜日にご来店いただいた若いお客さんのこと、Facebookページにはちょっと書き込みをしました。
トイカメラからのステップアップを目論んで、メルカリでキヤノネットQL28とプラスティック製のオリンパスのコンパクトカメラを購入したそうです。
でも、「どちらも壊れているみたいで...」物をご持参されました。
キヤノネットはチラッと見ると電池室の接点が怪しかったので、軽く磨いてから動作確認すると動き出しました。メーターの反応も良さそうなので、気になるのはレンズに少々あるカビ。「多分問題ないと思いますが、実際に撮ってみて様子を見ましょう」と指南。
オリンパスのコンパクトカメラの方は明らかに変。電源をオンにすると、小さいながら異様な音を発し続けて操作が全く利きません。もしや?と思って「熱を持ってきたりしませんか?」と聞くと。そんな症状があったというので、これは下手にいじらない方が良いし、もう諦めた方がいいと思います、と。
代わりになる、ストロボ内蔵で全自動のコンパクトカメラを望まれましたが、その時の我楽多屋には動作品として売っているものが、残念ながら皆無でした...。
そう、我楽多屋歴20余年のベテランさんでライカやハッセルやローライなどで遊び尽くしたお客さんが最近、フィルムコンパクトにハマっていてちょいちょい買って行かれるので品薄気味なのです。
でも、何となく、その時のお客さんには良縁があるような予感がしたので、近々のご来店をお願いしたのです。
そうしたら、ほら~入って来ました。どれも動いていますが、入門者用にさらに厳しくチェックしておきます。
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昨年末から試験的に販売していました「木製アクセサリーシューカバー」を、これからも継続販売していくことにしました!
このアクセサリーシューカバーは、我楽多屋のお客さんで木材加工をお仕事にされていらっしゃる方にご提案いただいたものです。
約1ヶ月間の試験販売期間中は、ブログやFacebookページをご覧になった方からお声掛けいただいて現物をお見せしていましたが、これからはどなたにも現品が見られるように見本を店内に置くようにいたします。
お値段は1個1,300円(税込)です。
試験販売中より320円の値上がりになりますがご了承ください。今までちょっと赤字でご提供しておりました...。
JIS規格B7101に合わせたサイズの他、以下の5機種は現物に則したデザインのものを用意しております。
下の画像は、今までお買上げいただいたお客さんの装着例です。ご参考にどうぞ。
また、かなり小さな文字にはなりますが文字入れも可能です。個別のご相談になります。
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もう20年近く、アローカメラの買取りを利用してくださっている、Fさん。
Fさんはメーカーやカメラのタイプを問わず、いろんなカメラやレンズを、それも人気ある系いいモノ系の中古をメインに頻繁に売りに来られます。
10年前に一度、話題にさせてもらっていて、Fさんの考えをこんな風にきかせていただきました。
「日頃、いいモノを買っては試し、手放すことをくり返しているのは沢山ため込んでも置く場所に困るし、使いきれるわけじゃないから。もちろん気に入ったモノは手元に残すけど、それ以外のもの適当なタイミングで手放すようにしている。それが出来るのは、あるカメラが売り買いされるサイクルの中で、たまたま今、自分の所にやって来ているだけで、そのサイクルを自分の所で止めてしまおうとはあまり思わないから。そうすることによって、また別のカメラが自分の所へ回ってくるし、そう考えれば手放すことは惜しくない…」と。
そんなFさんが、これだけは手放さずにずっと持っているというカメラを今回見せてくださいました。
1977年、就職数年目に自分のお金で初めて買った一眼レフ「キヤノンF-1」。改良型(通称F-1N)が出て間もなく新品で買ったものだそうです。
それがご覧のようにすっごいキレイなんです。
Fさんが学生時代から鉄道写真をよく撮られていたことは聞いていたので、「これも当時使ってたんですか?」と聞くと、「はい、ずいぶん使いましたよ。もちろんかなり丁寧に扱いましたけど。いまでは大事に時々磨いたりしていますが。」と。
ネックストラップも当時の付属品のがそのまま付いています!
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昨日ご来店されたお客さんとのお話の中で、面白いなぁ~と思ったことがありました。
「ギャラリー・ガラクタヤ」と言っても、写真作品を展示や販売するギャラリーではありませんよ。
10年ちょっと前に、買取名人の夢のひとつとして?店の3階にギャラリーをオープンさせたこともありましたが、カメラの売り買いの片手間にギャラリーを運営しようなんて考えは甘い考えであったということは、身に染みて反省していますので。
昨日のお客さんが言われたのは、天井からディスプレイとして吊り下げられたカメラを見せること自体がギャラリーのようで楽しめる~というのです。また、棚やウインドウに並んでいる商品さえも見て楽しめる~と。
極端な表現をすれば、他のカメラ屋さんはカメラを売ることしか考えていないような雰囲気だと。
いやいや、うちだって生業としてカメラ屋をやっているので、買っていただかないと困るんですけどね(笑)
でも、こんな風に~見て楽しいとか居心地が良いと言っていただけるのは嬉しいことです。
もちろん掘出しモノを探しに来られていたって、そうそういつも探し物に巡り合えるわけでもないですし、結果として猫の話だけして帰るお客さんもいらっしゃいますので、売り買いするだけじゃなくても楽しめる店と感じていただけるのは、私としては本当に嬉しいことです。
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パッと思い付くカメラで、キヤノンAE-1やNewF-1、ニコマートEL、コンタックスRTS、ペンタックス67あたりのカメラで電源として使うのが「4LR44」という電池。
いつの間にか、国内メーカーは製造販売を中止していました。
既にもう数年経過しているようですが、店でテスト用に使ったりしている程度では今まで困らずに済んでいました。海外ブランドのものが未だ入手出来るというのもありますが、、、今後入手するのが容易でなくなることも予想されます。
先日、上の画像のものを入手しました。何だか分かりますか?
結論を先に言ってしまうと、4LR44のプラス側とマイナス側の接点部分です。
この接点の間にLR44を4つ重ねて挟むと、4LR44と同じ高さになります。そこで、気になってネット検索をしてみたら、4LR44をバラしたら中にLR44が4つ入っていたというサイトをいくつか見つけてしまいました。
さすがに電池を解体することに危険を感じて、今のところ自分で実証はしていませんけど。この接点部分があれば、アダプター要らずともいえそうですね。
*今回の内容ですが、へぇ~という情報として提供させていただきました。もしもご自身で解体されたり、アダプターを作成される場合においては一切責任を負えませんので自己責任でお願い致します。
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三脚の王様とも呼ばれる「ジッツオ」の自由雲台2個。
素人さんでも、どっちが古くてどっちが新しいのか?そのデザインで判断が出来ることでしょう。
デザインは好みですから、どっちが良いと言い切ることは勿論できませんが、左の古い方が断然に味がありますよねぇ。
シリーズとしての系譜など詳細は分かりませんが、その大きさがほぼ同じな二つですし、多分用途に因る差ではなくて、時代の差がこの差なんだと思います。こうも変わるんですね。
また、このジッツオに限らず、昔の自由雲台ってどこか蛇口のようにも見えて、個人的にとても魅力を感じるんですよね。
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もはや使う用ではなくて、ネタ用に置いていると言っても過言ではない、ペンタックスのコンパクトデジタルカメラ「Optio LS 465」、2012年発売のモデルです。
ネタが切れた時やネタに季節感を出すためにときどき化粧板を変えたりしてきましたが、結果的にはどれもシックリと来ず、今回シンプルに100円ショップで以前買ったカーボン調シートが余っていたので当ててみました。
なんか、これが一番いいような気がしました。
、、、って、今回これを話題にしていることの発端が、ネタ切れと言えなくもないのですが(笑)
しかし、もともと付属品として用意されていたカスタム用シートは派手めなものが多く。それ以外に、ネット上にアップされていたデザイン、自分でデザインしたものを並べてみたら、こんなにたくさんありました。
そして、過去にブログやFacebookにアップした画像もまとめてみましたよ。
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中藤毅彦写真展「STREET RAMBLER HAVANA」を一昨日見て来ました。
中藤さんが我楽多屋に来ていただくようになってから、もうずいぶんと長い年月が経過しています。
正直な話をしますと、写真家の中藤さんと私が認識する前から数えると18年程になります。それは中藤さんが四谷三丁目にギャラリー・ニエプスを開く直前にまでさかのぼります。
「近くにアトリエを作っているんですよ...」と言いながら、我楽多屋に何回かご来店された気さくな方が中藤さんであったと知ったのは、その1~2年後、カメラ雑誌に出ていた中藤さんのプロフィールと写真を見た時でした。今、改めてニエプスが創設された時期を確認したら2001年とのことですから、18年程になるわけです。
さて、今回の写真展は2017年にハバナで撮影されたモノクロ作品が約50点。すべて、オリンパス・ペンデジタルで撮影されたものだそうです。
拝見させていただいた後、言葉足らずで失礼になりやしないかと思いながら「フィルム時代のインパクト強い中藤ワールドのままでホッとしました」とご本人にお伝えしたら、「フィルム活動もまだシッカリやってますよ!」とアピールされました。
うちの店が定休日の水曜日に私が写真展へ足を運んでも、ブログでお知らせするには残り会期が無い~なんてパターンが多いのですが、今回の写真展は来週水曜日2月6日まで開催されているので、お知らせすることが出来て何よりです。
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