炭酸ガスボンベを装填して
米国グラフレックス社のカメラ「グラフィック35JET」。
4年ほど前にブログネタにしていますが、「JET」の名前の由来である~炭酸ガスボンベを装填して、その圧縮ガスを利用してフィルム巻上げを行なうことは単なる話としてしか扱えませんでした。
ところが今回、カメラ修理をされているKさんから「JET」機能を復活(復元?)させたものを見せていただく機会を得ました。
最近では家庭でも炭酸水を作れる炭酸水メーカーが普及し始めていますが、それ用のカートリッジを流用されているそうです。
キュッと小気味良い音をさせてフィルム巻上げがされるのですが、昔からフィルム巻上げの手間を省こうということに固執していたであろうことが、見て取れるようで興味深いです。
また、1950~60年頃にこういうカメラを作っていたことにも感心します。ちなみに、このカメラの製造は日本のコーワなんですね。
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