我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年5月 3日 (木)

ソルトンシャッター

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本日「憲法記念日」と明日「みどりの日」、我楽多屋は臨時休業をいただきますので、よろしくお願い申し上げます。

アローカメラの買取りは営業します。ご来店の際は念のためお電話☎0120-811-698でご予約などいただくと助かります。

 

皆さん、ソルトンシャッターをご存知でしょうか?

昔の暗箱カメラにはシャッターがありません。そこに付けるレンズにもシャッターはありません。何故かというと、フィルムの感度がうんと低い時代なので、何秒も何十秒も、それこそ坂本龍馬の有名な写真が撮られた頃などは何分も露光しないといけないので、撮影はレンズの前に付けたキャップを開け閉めする方法で十分だったのです。

その後、フィルムの感度が上がって露光時間が短縮され、確実・正確に露光させるためにレンズの前に付けて使うソルトンシャッターが必要とされるようになったのです。

前置き長くなりました。ソルトンシャッターの説明をするのが本題ではなくて、数日前まで我楽多屋にあったソルトンシャッターの争奪戦(←大袈裟)について話題にしたかっただけです。

我楽多屋には時々…と言っても半年に一度か一年に一度か、いやもっと稀かな頻度かもしれませんが、ソルトンシャッターが並びます。

今回出たのは1ヶ月近くは売れずに残っていたと思うのですが、先週の土曜日に常連さんが買って行かれました。翌日の日曜日、あまりお見掛けしたことのないお客さんに「大判のカメラをやっているんですけど、ソルトンシャッターって出ることありますか?」と聞かれました。

前の日に売れてしまったことを告げると、そうとうに残念がられていました。聞くと「昨日来ようか今日来ようか迷って今日来たので。。。」と。

でも、中古品。特に古いうえに、こういう付属品的なものの入手が困難なことはご承知のお客さんだったので、ご承知だからこそ、1日のズレが余計に悔しまれたのでしょうね。

上の画像、ソルトンシャッターが売れてしまった後の発生した話題なので現物が無く、以前に別話題でソルトンシャッターが一緒に写っていた画像をクローズアップしました、、、お許しください。

 

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