部品取りじゃなくて...
我楽多屋に探し物をしに来られる人の中には、部品取り用のカメラを買いに来られる方もいらっしゃいます。
動作不良のカメラを値段なりで売っていたりするからです。
先日、ジャンクコーナーからミラーが無いミノルタの古い一眼レフを持って来られたお客さんに、「これ、動作はしているんですか?」と聞かれました。
ミラーが無い時点でかなり重症と判断した以外、値付けの際にどうチェックしたか詳細を忘れてしまっていたので、「どうぞ、シャッター切って確認してください」と言うと、数回シャッターを切ってみたお客さんが「大丈夫そうですね。実は家に、ミラーはあるけど動作不良の同じカメラがあるものでね」と。
要はニコイチの発想ですよね。
でも、そのお客さんの捉え方はこう、「これは多分、ミラーの部品取りをされたんでしょうね。だったら、ミラーを奪い返してやればいいわけですよ」と。
このお客さん、コシナ研究会の会長さんです。お会計前にこのネタ用にミラーレスな(笑)ミノルタの写真を撮らせてもらっていると、「いいですよ、名前出してもらって!」と。何故なら、こういう遊びをしていることがコシナ研究会のステータスを上げることになるかもしれないとのこと。
また、まさに今、荒木町の喫茶店でコシナ研究会の写真展が開催されています。
- コシナ研究会 第4回写真展「このカメラ、訳が有ります」
- 2018年3月5日(月)~5月4日(金)
- 高品質珈琲と名曲「私の隠れ家」にて(新宿区荒木町6番地 ルミエール四谷2階A号室)
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