キャップの趣き
1950~1960年代くらいの金属製カメラの多くは、レンズフロントキャップも金属製です。
古き良き感があるうえに、金属製のキャップってその多くがシッカリ作られているので魅力があるんだと思います。
少し前にFacebookにアップした、ヤシカ35のキャップがそうでした!凝った書体のロゴも刻印されていて。
でも、ごく稀に同じような世代のカメラなのにキャップがプラスティック製で、それなのに妙に存在感を発しているキャップがあります。
今回のLordのキャップがそれです。サイズが小さくてドーム状になっているのが魅力の一つのような気もします。あと、そこに趣きあるネームが立体的に記されているのもポイントです。
ただ、60年代のいつ頃からかプラスティック製のフロントキャップが勢力を増してきます。サイズも大きめになり、魅力を感じるものが減って来てしまいます。
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