写真とカメラをめぐる ニッポンの論点
アサヒカメラ誌2017年1月号の総力特集は、「写真とカメラをめぐる ニッポンの論点」と題して、20のテーマ別に話が展開されています。
主だったテーマを挙げてみると、
- 「盗撮とスナップの境界線はどこにある」
- 「SNSは、封印されていた写真のポテンシャルを解放した」
- 「35ミリ判フルサイズへのこだわり、存在意識を問う」
- 「日本で写真は売れないのか」
- 「どんどん増え続けるデータの保管を考える」 などなど
で、一番注目したのが「こんな時代だからこそ銀塩カメラのススメ」というテーマで、赤城耕一先生が筆を執られているコーナー。内容を書いてしまうと、朝日新聞出版さんの営業妨害になるので控えますが、赤城さんの締めっぷりがいい。
『ここに書いたことは「わかるヤツにだけわかればいい」と思ってる』と。
趣味なんてものはきっかけは別としても、後は自分で考え楽しむものと思っているので、流行ってるから自分もやるとか、自分と違う向きのものは否定するとか、そういうのをバッサリと斬ったような内容がとても気持ちのいい内容でした。
最後に面白い偶然を。アサヒカメラの編集長はここ何年か佐々木広人さんですが、日本カメラの編集長が新年号から佐々木秀人さんに替わって、日本の2大写真誌の編集長のお名前が一文字違いの!という事態になっております。
☆本日5日(木)より、アローカメラ&我楽多屋とも通常営業いたします。
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