ストラップ壊れる
最新のカメラに付属のストラップをお使いの場合には、撮影中にストラップが切れてしまう~なんてことはまずないでしょうが、古いカメラに当時のストラップをお使いの場合には、そのストラップが革製なんかだと、その手入れ次第だったりもしますが、プチッと切れてしまうなんてことが案外とあるのです。
ところが今日の話題は、革ストラップの革部分じゃなくて、カメラのアイレットに取り付ける金属部分が変形してしまった~という珍しいパターン。そう、ストラップが切れたんじゃなくて壊れたんです。
今週の火曜日、写真家の田中長徳先生がご来店されました。撮影中にストラップが壊れたので、替えのストラップを探しに来られたのです。
その直前まで使用されていたのは、レンジファインダー・ニコンの時代の付属ストラップ。それこそ、もう50年以上は経過しているであろう革製ストラップ。使い方次第、手入れ次第では、革の部分が切れてしまっても仕方ないような年季が入ったもの。
しかし、長徳先生が言われることには、金属部分が変形して片側がカメラから外れてしまい、危うく地面にカメラを落としそうになった…とのこと。
上の画像がそのストラップですが、これは既に長徳先生が応急処置を施した後のものです。撮影中の都内にて、曲がった金属を押すために石ころを探したそうですが見つからず、マンションの壁面に押し付けて応急処置をされたのだそうです。
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