我楽多屋の楽しみ方のひとつ・・・。
少し前に我楽多屋で「リコーFF-1」を買って行かれたお客さんからのご報告。
もともと値札には、赤い×印を付けた故障品。店の判断としては、巻上げさえ出来ない部品取り用でした。もちろん、それをご承知でお買い上げいただきました。
お客さんの方で、ちょっと手直しして一度は動くようになったそうですが、再び巻上げが出来なくなる。しかし、あれこれいじっているうちに、巻上げレバーを地面の方向に押しながら操作すると巻き上がるようになったとのこと。
が~、今度はシャッターボタンを押してもシャッターが切れない。でも程なく、前ブタを一旦閉じて開いてから、シャッターボタンを押すと切れることが判明。
以後、この作法を守ると動いているそうです。
もう一度言います。巻上げレバーを地面の方向に押しながら巻上げ、前ブタを一旦閉じて開いてから、シャッターボタンを押して撮影する。
このお客さん曰く、「もともと壊れているの覚悟で買っているのだし、こんな手の掛かるカメラだけど、それを承知で使ってみるのが楽しいじゃないですかぁ!」とのこと。
奥が深いです!
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。