我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年6月13日 (土)

トイカメラ vs がらくたカメラ

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我楽多屋は元々、アローカメラで買わせていただいた品物の中であまり一般的な市場性がない品物(他業者への転売が難しいもの)を売る店です。

なので、カメラとレンズに関してはキッチリと整備や点検をして売るようなことは基本せず、それをご理解いただける人向けに販売しています。

壊れているものは壊れたまま、ちょっと具合が悪いものはそれなりの値段で、今は使えているものでも現状はOKね、という具合です。

先日、某トイカメラの情報をネットで見ていたら、こんな注釈がありました。

 

「基本的にトイカメラの範疇に入るカメラの修理はお受けしておりません。

また通常のカメラと異なり、トイカメラの範疇に入るカメラは構造的に耐久性を追求していません。

取り扱いは丁寧にお願いいたします。

特にフィルムの巻き上げ、巻き戻しはゆっくり確実に行ってください。」

 

この注釈に、がらくたカメラやジャンクカメラに通ずるものを強く感じてしまい。思わず笑ってしまったくらいです。

↓ こんな風に書き換えられますね。

 

「基本的にがらくたカメラの範疇に入るカメラの修理はお受けしておりません。

また通常のカメラと異なり、がらくたカメラの範疇に入るカメラは経年的に耐久性の限度に達している場合もあります。

取り扱いは丁寧にお願いいたします。

特にフィルムの巻き上げ、巻き戻しは愛をもって行なってください。」

 

ただ、付け加えておきたいのは、古い機械式のがらくたカメラやジャンクカメラは修理が可能であるという点。我楽多屋が積極的に修理をしていない・お受けしていない~だけで、修理屋さんはちゃんとあります。また、修理代がそのカメラの市場価格以上にかかってしまうようなこともはあるけど、愛着を持って直して長く使い続けることが可能だということ。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。