我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 1971年 | メイン | 我楽田屋 »

2014年12月11日 (木)

Snappy

Img_1980_1280x960

今やフィルムが無いので実用的にはかなり厳しいのですが、なかにはブローニーフィルムを切って~というマニアもいらっしゃるようです。

でも、そのコンパクトさから、コレクションしても嵩張らない~って言う人もいらっしゃいますし、いじっているだけでも十分に楽しい~という人もいらっしゃる、通称「豆カメラ」です。

豆カメラにもいろいろなものがあって、見ためもいじるにも、やはりオモチャに毛が生えたレベルのものもあります。逆に、かなり真面目にシッカリ作られたものもあります。

後者のシッカリ系では、今までにミゼットステキーなんかを紹介したがことありました。

今回の「Snappy」もそっち系です。

ボディ自体には記されていませんが、コニカの前身である小西六製だそうです。MADE IN  OCCUPIED JAPANと記されているので、占領下の日本の時代に作られたもの。1949年に発売されています。

Img_1983_1280x960

なんと、レンズ交換式で標準の25㎜以外に、40㎜も用意されていたようです。そして、フィルム巻上げがノブ式ではなく、レバー式です。いや、レバーとは言わないのかな...ボディ背面右上のノブを真横にスライドさせる感じです。

また、デザイン自体も凝っています。ボディのレンズマウントエプロン部の上方や、ファインダー窓の縁の上方が弧を描いていて、洒落ています。見方によっては、エキザクタみたい。

Img_1987_960x1280

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。