石造りライカ
少し前に木製の一刀彫ライカを話題にしたので、今日は「石造りライカ」を。
というのも、もう15年来のお客さんが、「この前、来た時に撮って行ったんだけど~」と、ポジをくださいました。
「要らなければ捨ててね~」とのことでしたけど、滅相もございません。よーく見たら、石造りライカのレンズ部分に景色がキレイに映り込んでました!
上の画像はいただいたポジを小さなライトボックスに乗せて、コンパクトデジカメで簡単に複写してしまったのですが、元はハッセルブラッドSWC(白鏡胴)で撮影された由緒正しきものです。
この石造りライカ。今から10年程前に、石の名産地でもある買取名人のふるさと瀬戸内海の小豆島産の花崗岩で作ったもの。重さは約40kgくらいあります。
景色が映り込んだレンズ部分や実物であれば革張りの部分が黒く見えるのは、石を磨いて光沢を出しているからです。それ以外のところは白っぽく見えるので、普段はシルバークロームボディみたい。
ところが、雨に濡れると、普段は白っぽく見えている部分まで黒く見えてくるので、ブラックボディのように見えて来るんですよ。その変化が面白い。画像探したけど、半濡れのしかなかった、、、すみません。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。