レアな三位一体
この画像を見て、フムフム~と頷ける方はかなりマニアック!!
まず、ボディに見慣れないブランドや型番が記されています、「REVUE X-4M MULTIPROGRAM」と。これは輸出用のOEMブランドのもので、正体は「MAMIYA ZE-X」です。元のZE-X自体もかなり珍品。
レンズに見覚えるのある方は多いかもしれません。これは普通のマミヤ645用SEKOR-C150mmF3.5です。
そして、ボディとレンズをくっ付けているアダプターがまた珍品。マミヤ純正のM645マウントからZEマウントに変換するアダプターなのです。
そんなもん作っていたんですね!
自社製レンズを使い回してもらおう!という正当な発想ですけど、生産期間がかなり短かったZEマウントのカメラ(1980年代初期に3機種作られただけ)で、このアダプターを必要とした人がどれ程居たのか、興味深いところであります。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。